以下のような内容、団体・呼びかけ人等で署名運動が始りました。
8月のはじめには集約、上京して首相に提出するとのことです。
短期間ではありますが、皆さん!ご協力お願いします。
署名用紙の取り寄せ連絡先は次のところです。(折り返し郵送)
◆FAX番号:06-6562-6905(フリースペース・ローカル)
◆E-mael:<jjj@msd.biglobe.ne.jp>
◆署名集約郵送先は、
大阪市北区西天満4-6-3 井上二郎法律事務所 です。
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小泉首相の靖国神社参拝の中止を求める署名
小泉首相は、八月一五日に「靖国神社」に首相の立場で参拝を公言しています。A級
戦犯をまつり、戦前の日本の戦争遂行の柱として利用された、靖国神社に参拝すること
は、戦争で犠牲になった遺族への冒涜であるだけでなく、侵略を受けたアジア近隣諸国
の感情を逆撫でする、許すことのできない行為です。
戦前、国は強固な天皇制ファシズムをつくりあげ、アジアヘの侵略戦争を遂行してい
きました。その被害者は二千万人とも三千万人とも言われています。国内では言論をは
じめ、すべての自由と人権は封殺され、戦争に「赤紙」一枚で動員された三百万人近く
が亡くなりました。国家神道の中心施設靖国神社は、「天皇のため、国のため」に戦死
した人を「英霊」としてまつり、戦争の精神的主柱として機能してきました。
その反省から敗戦後、国家神道は解体され、憲法に「政教分離」が明文化されたので
す。
大阪では、一九八五年の中曽根首相による公式参拝に抗議して六人の遺族による訴訟
が提訴され、国に違憲の疑い有りと警告を発する判決、岩手での裁判では(仙台高裁)
明確に「違憲」という判断が示されています。歴史の反省のないところに日本の将来は
ありません。肉親を国に奪われ、もう二度と戦争はいやだという遺族の心情、そして二
一世紀こそ平和な日本・アジアにしたいと願う多くの人々の世論の声を大切にすべきで
す。憲法遵守・擁護すべき首相の靖国神社への参拝は許されるものではありません。
中止されることを強く要求します。
二〇〇一年六月
内閣総理大臣 小泉純一郎様
平和遣族会全国連合会/真宗遺族会/井上二郎(京都大阪靖国公式参拝違憲訴訟・
元弁護団)/金城実(同・原告)/郡島恒昭(九州靖国裁判・元原告団長)/玉光
順正(播磨靖国裁判・元原告)/安西賢誠(愛緩玉串料訴訟記念集会代表・元原告
団長)/神坂玲子(箕面忠魂碑違憲訴訟・元原告)/加島宏(大嘗祭・即位の礼違
憲訴訟・元弁護団)/反天皇制市民一七〇〇ネットワーク/即位の礼・大嘗祭違憲
神奈川住民訴訟の会/東京都即位の礼・大嘗祭違憲住民訴訟の会
(連絡先:井上二郎法律事務所 大阪市北区西天満四−六−三)
※以下は、本文同様縦書きで、氏名・住所の5名連記形式になっています。
(01.06.22 和田)