(from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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Date: Wed, 06 Jun 2001 18:43:04 +0900
From: 和田 喜太郎 <YRX00535@nifty.ne.jp>
Subject: [aml 22184] 関西共同行動20周年記念集会
以前にもお知らせしましたが、
関西共同行動記念集会が迫っていますので改めてお知らせします。
参加自由!集会のあとはかの地ビールで乾杯です。(01.6.6.和田)
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●<関西共同行動・20周年記念集会>
日 時:6月9日(土)午後1時〜
場 所:港区民センターホール(地下鉄、JR弁天町下車南徒歩10分)
◇記念講演:『21世紀の平和をつくる』 暉峻淑子さん(埼玉大名誉教授)
◇20年をふりかえるスライド上映、宣言文発表等
参加費:1000円
●<記念レセプション>
時 間:同日午後3時〜
会 場:『地底旅行』(港区、田中機械内)
参加費:3000円(食事等付き)
主 催:関西共同行動20周年企画実行委員会
連絡先:大阪市北区西天満4-8-2北ビル本館603 中北法律事務所
TEL:06-6364-0123 FAX:06-6364-5247
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<戦争と国家中心の20世紀から、平和と民衆主体の21世紀へ>
関西共同行動が誕生して早や20年が経とうとしています。6月の反安保共同行動か
ら始まり、80年代、冷戦下の軍事化が強まる時代状況のなか、反戦平和のネットワー
クとして発展、90年代は冷戦後のアメリカ覇権体制が強まり、その世界軍事戦略に呼
応する海外派兵・戦争のできる国づくりが進むなか、これらをくい止めるべく行動して
きました。この20年、戦争政策との対決を軸に主体的な反戦平和運動の発展を求め、
侵略の歴史の克服を志し、第三世界の民衆との連帯を追求、また、日本を変える運動に
もチャレンジしてきました。
大きな転換期を迎えたいま、戦争と国家中心の20世紀を、平和と民衆主体の21世
紀へと転回していくため、私たちの「飛躍」が求められています。そのため関西共同行
動は新世紀にふさわしい反戦平和の運動、日本を変える民衆運動の創造をめざし、これ
からも様々な企画を発信するでしょう。とりあえずは記念集会参加を呼びかけます。
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5月22日PLP会館で、関西共同行動・代表中北龍太郎さんの近著、『憲法を活か
す…市民の人権を守る裁判から…』(01.5.3 日本評論社)“出版記念の集い”が開催
され約130人が参加した。
徐翠珍さん(指紋押捺裁判)、菱木政晴さん(関西靖国裁判事務局)の司会で進めら
れ、沖縄からは知花昌一さん(日の丸事件)も三線持って駆けつけ、山田悦子さん(甲
山事件)、新屋英子さん(敗戦50年企画で『赤い鳳仙花』上演)をはじめ、裁判や運動
関係者の参加者から祝辞が述べられた。
中北さんには先の『国家非武装の原理と憲法九条』(97年・社会評論社)があるが自
著では二冊目。共著では“民衆の表現の自由を確立する会”編による『現代における右
傾化の構造』(82年・ JCA出版)『危険なデモクラシー』(88年・インパクト出版)な
どがあり、第三世界民衆フォーラム編『国境を越えるまなざし』(93年・社会評論社)
、敗戦50年企画実行委編『アジアを鏡として戦争が見える』(96年・社会評論社)、
“憲法50年のひろば”を母体とする、浦部法穂・中北龍太郎編『ドキュメント“日本
国憲法”』(98年・日本評論社)などのように、関西共同行動を軸とする企画の経過・
集約がその内容。従って今回の出版も、中北さんの弁護士としてのフィールドノートで
あると共に、参集者にとっても闘いの記録として共有すべき内容となっている。