[aml]と[keystone]の両MLに投稿します。
重複の場合、申し訳ありません。
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★教科書問題を考える青年勉強会のご案内★
日程:5/30(水)pm6:00〜
会場:文京区女性センター
最寄駅 営団地下鉄丸の内線/都営大江戸線 「本郷三丁目駅」
都営三田線「春日駅」
JR水道橋駅 御茶ノ水駅
※国道254「本郷4」案内看板が出ています。
講師:日本教職員組合 中央執行委員会 組織共闘部長
日高邦夫氏
「歴史改ざん教科書の問題点とその背景」
連絡:03-5343-8472 (担当:土井 doikumi@livedoor.com )
今年3月に「新しい教科書をつくる会」が中心になって作成した
中学向けの歴史・公民教科書が文部科学省の「検定」を通過しました。
今、この教科書について強い反発と抵抗の動きが各地で起きています。
それはこの教科書の内容が、歴史の事実からあまりにかけ離れ、
真実を歪曲するものだからに他なりません。
歴史の分野で挙げると、古代史では、神話の記述から「天皇中心の
神の国」という国家種具的歴史観を強調、またアジアに対する侵略戦争を
肯定・美化し、「大東亜戦争」などと記述、戦前の軍国主義的教科書の
ような非科学的なものとなっています。
公民の分野では、現行平和憲法を攻撃し、基本的人権を制限、
「国家のためにつくせ」という内容の記述があり、日本国憲法や
教育勅語を賛美しています。
このような非科学的で反動的な思想を説いて押し付ける教科書を
「検定」合格とした文部科学省と政府の責任が厳しく問われなくては
なりません。
今後この教科書は地方議会からの圧力を受けて、教育委員会に
よって採択され、現場で使用されるおそれがあります。
「つくる会」以外の他社の教科書も続々と記述を変え、歴史の歪曲と
教育の反動化が進もうとしています。
この様な動きは、アメリカとともに「再び戦争のできる国」への思想
教育だとし、アジア各国の強い警戒と反発を呼び起こしています。
しかし日本政府は「内政干渉」だと居直って、それらの声を無視して
います。
このような事態を放置するならば、国際関係、そして日本の将来を
担う若い学生に及ぼす影響は計り知れないものと予想されます。
この動きの裏にどんな意図が隠されているのか、私たちはこの
切迫した問題を見過ごすわけにはいけません!多くの学生の皆さんに
参加していただき、活発な議論を行いたいと思っています。
当日は、日本教職員組合から講師を招き、現場からの報告もあります。
ふるってご参加ください。
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