LA PAZです。
Subject: [aml 21805] 日比谷公会堂 憲法集会について
> KENです。
> 本日、東京の日比谷公会堂で市民団体主催の憲法集会がおこなわれました。
> 雨の中にもかかわらず、主催者発表で5千名が集まり、公会堂に入りきれず、
> 多くの方々が外でスピーチを聞き、銀座へのパレードに合流しました。
> スピーチは加藤周一さん、澤地久枝さん、社民党土井党首、共産党志位委員長
> がおこないました。市民団体と政党の初めての共闘となりました。憲法改悪阻
> 止の広範な「連合」の第一歩が踏み出された記念すべき集会といえます。憲法
> 改悪阻止の動きが全国に広まることを期待したいと思います。
私も参加しました.すごい人出でしたがなんとか会場には入ることはできました。
市民団体と政党の共催は画期的であり今後も続けるべきだとは思いますが、
連帯責任は無責任という面もあり、行列が延々と続いているにもかかわらず主催者からは
会場に入れるのかどうかも説明もなく参加者から不満が聞かれました。今後の課題だと思います。
土井委員長が取り上げた斎藤隆夫の反軍演説「 唯徒に聖戦の美名に隠れて国民的犠牲を閑却し、曰く国際主義、曰く道義外交、曰く共存共栄、曰
く世界の平和、斯くの如き雲をつかむような文字を列べたててそうして千載一遇の機会を逸し、国家百年の体計を誤るようなことがありますなら
ば、現在の政治家は死しても其の罪を滅ぼすことはできない」については http://www.yo.rim.or.jp/~yamma/saitou.html
なお斎藤隆夫はあくまで保守系の議員であり、しかも時代的な制約があることに留意する必要があります。
社民党が発表した「二十一世紀の平和構想」は
http://www5.sdp.or.jp/central/timebeing/heiwakousou.html で見れます。
志位委員長が取り上げたINSSリポート(アーミテージレポート)は http://www.ndu.edu/ndu/SR_JAPAN.HTM
憲法記念日にあたっての氏の談話は http://www.jcp.or.jp/seisaku/index7-kenpou.html
最後に志位委員長が述べた「21世紀の羅針盤は日米安保から憲法ヘ変えよう」の言葉は
参加者全員が共感できたと思います。
自民党と手を組み自衛隊・安保賛成に踏み切った社民党といざというときには
自衛隊の活用もと説く共産党にはわだかまりもありますが、会場に入りきれないくらい
参加者が集まったことは非常にうれしいことです。来年は東京ドームでも貸しきって参加者でいっぱいにするくらいのことができればいいですね。
社民党が発表した「二十一世紀の平和構想」は多くの問題点を抱えています。
アーミテージレポートと山崎幹事長、中谷防衛庁長官との関係とともに、後日コメントしたいと思います。