沖縄の後藤です。
「沖縄・新館案内」です。
新刊ではありません。
「具志頭(ぐしかみ)村立歴史民俗資料館」
2001年3月31日開館
観覧料大人200円高校生以下100円
火曜日年末年始他休館
098−835−7500
うたいもんくは「港川人からあなたへ
ー次代につなぐ大地の記憶」
ようこそ1万8千年の歴史へ。
ま、うりはその「港川人コーナー」で、
全身骨格のレプリカがあり、「研究」成果
を紹介している。
沖縄戦もコーナーを設け、
力を入れたように見える。
ただ、キャプションの統一性のなさ、
「第32軍」の創設ー新設、
不明確な言葉、
「米軍の攻略部隊」など
気になるところ。
また、例によって、
すでに「大城盛俊さん」(男性)であることが明かな
通称「うつろな目の少女」の写真を
「村内収容所」「傷の手当てを待つ少女」とキャプションをつけ展示。
大城さんは玉城(たまぐすく)国民学校5年生、
「中国戦線で日本軍の暴行を見てきたおじさんが、大城少年にも
暴行をふるわないように女の子の格好をさせ」「オカッパ頭」にしていた、
ことを大城さん自身証言している。
しかし、かえって日本軍から暴行を受け右肩脱臼、片眼を失い、
歩行障害を負う。
具志頭の収容所ではなく、大城さんは知念村志喜屋の収容所の
診療所で撮られたのが「少女」の写真。
具志頭がどうしてこの写真を使ったのかわからない。
あるいは、「捏造だ」といわれることを想起しなかったのだろうか。
「あたらしい教科書をつくる会」など、「事実と違う」ことから、
「展示変え」をせまっていくし、「沖縄県立平和祈念資料館」の
「展示改竄」に対しても「具志頭もやっている」といわれるんじゃ
ないだろうか。
(この項、例えば「母と子で見る44 ガマに刻まれた沖縄戦」
1999.2.23 上羽 修著 株式会社草の根出版会 参照)
肩書きのいっぱいある職員らしきT氏に、その旨を伝えたが、
興味なさそうに、「沖縄戦研究の専門家」が「これでいいといった」
というようなことをゴニョゴニョと語っていた。
総事業費5億2500万円と聞いて、すごすごと
引き上げた。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
SATOSHI GOTOH
OKINAWA
fwgk4969@mb.infoweb.ne.jp
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「