仲田です。
学習会の案内。ちらしより
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
韓国・梅香里の闘い
米空軍爆撃住民被害対策委員会
全晩奎(チョン・バンギュ)さんに聞く
2月10日、ハワイのオアフ島沖で宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」に米海
軍の原子力潜水艦グリーンビルが衝突、沈没させられるという事件が起こりました。
「えひめ丸」は今も水深550mの海底に沈んだまま、高校生4人を含む9人の乗
組員も行方不明のままです。
事故原因の究明が進む中、原潜側の無理無法な振る舞いの事実が次々と明らかに
なっています−「えひめ丸」の存在を知りながら、航路の追跡確認を怠ったこと。
招待した民間人を操舵室に入れたために、安全確認作業に支障が生じたこと。民間
人に緊急浮上のレバー操作をさせたこと。招待の民間人への昼食サービスが長引き、
安全確認時間が半分になったこと…。
●
今年になって、沖縄でも米軍の無理無法な振る舞いが続いています。海兵隊員の
わいせつ事件、放火事件、あて逃げ事件。
こうした振る舞いに対し、県議会や市町村議会が海兵隊の削減や撤退を求める決
議をあげました。そうしたら、今度は沖縄海兵隊で一番偉いヘイルスタイン中将が
県知事や町長を「弱虫」「腰抜け」と言い出す始末です。傲慢、横暴…。
●
米軍の無理無法ぶりは、多数の米軍基地を抱える韓国でも同様です。梅香里(メ
ヒャンニ)の射爆場問題もその一つです。昨年7月、韓国から届けられた「平和を
愛する日本人に送る緊急メッセージ」はこう書いています。
「『梅の花の香りがいっぱいの町』という梅香里(ソウルから南に100キロ離
れた京畿道華城郡梅香里)には、梅の花の代わりに米空軍爆撃機の訓練爆弾投下に
よる砲煙が満ちています。
沖縄とグァムなどから飛んできた米空軍の爆撃機、戦闘機の爆撃演習によって、
梅香里の住民は50年間、騒音公害・精神障害・ストレスに悩まされ、生業(漁業
・農業)に莫大な打撃を受けるなど、平和的生存権自体を脅かされています。特に
去る5月に米空軍機の誤爆で村の住民が重傷を負った事件が契機となって、全国民
的な射爆場閉鎖闘争が開始され激しくなっています」と。
全晩奎さんの話しを聞き、共に闘う道を探りたいと思います。めったにない機会
です。ぜひ足を運んで下さい。
●●●
◆4月4日(水)18時〜
◆大和生涯学習センター(旧中央文化会館 小田急線・相鉄線大和駅から10分)
※ビデオ上映あり
※参加費300円
◆主催:原子力空母の母港化に反対し基地のない神奈川をめざす県央共闘会議
◆電話:046−264−4345(厚木基地爆音防止期成同盟)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
仲田博康
nakada_h@jca.apc.org