名護ヘリポート基地に反対する会(事務局・横浜)の原です。
2/22(木)に、東京で緊急行動をすることとなりました。
よろしくお願いいたします。
以下、チラシより。
*********
米軍の横暴を許すな!政府は責任ある対応をせよ!
〜緊急行動に参加して下さい〜
沖縄で連続して起きている米海兵隊による悪質極まりない事件、そして9日に
起きた米軍の原子力潜水艦による「えひめ丸」への衝突事件などを重く受けと
め、日米両政府に対し、厳重に抗議するための緊急行動を行います。
◆2月22日(木)
14時:衆議院第一議員会館前に集合
各自、プラカードなど思い思いのメッセージを書いたものをお持ち下さい。
アピール等をした後、内閣府に抗議と申し入れを行います。
その後、アメリカ大使館に移動。抗議と申し入れを行います。
(提出文書は、裏面参照)
◆同日 19時 :水谷橋公園に集合
(営団地下鉄銀座1丁目駅/都営浅草線宝町駅より)
19時半:デモ出発(〜日比谷公園)
【呼びかけ団体】
名護ヘリポート基地に反対する会
NCC(日本キリスト教協議会)
平和・核問題委員会
<連絡先>
名護ヘリポート基地に反対する会
TEL090-1544-9350
NCC平和・核問題委員会
TEL03-3203-0372
2001年2月22日
森喜朗内閣総理大臣様
ジョージ・ブッシュ米大統領様
相次ぐ米軍による事件に抗議し、海兵隊の撤退と原子力潜水艦の日本への入港禁
止などを求める要請書 (案)
海兵隊をはじめとする米軍による相次ぐ事件が、私たち市民の日常生活を著し
く破壊していることに対し、日米両政府に厳重抗議するとともに、今後こうした
事件が一件たりとも起きないための確実な方策を取ることを強く求める。
今年に入り沖縄では、連日のように米海兵隊による事件が起こり、悲しみや怒
りで日常が埋め尽くされている。1月9日の夜には、本島北部で、海兵隊伍長レ
イバン・ゴーゴル容疑者が、花壇の縁に座っていた女子高校生に対し、いきなり
スカートをめくり、写真を撮った事件が発生。「二度とこのようなことがないよ
うに二倍の努力をする」としていた在沖米軍最高責任者のアール・ヘイルストン
四軍調整官は、部下に送った電子メールで、稲嶺沖縄県知事らを「頭の悪い弱
虫」などと中傷していたことが発覚、その「綱紀粛正」の本質が明らかになっ
た。命の尊厳を軽視し、人の心を踏みにじる軍隊の本質である。また1月15
日、20日には、海兵隊上等兵カート・K・ビリー容疑者が、北谷町の小料理店
などに連続放火し、住民を恐怖と不安に陥れていたことも明るみになった。しか
も、放火という凶悪犯罪にも関わらず、米軍は起訴前の身柄の引き渡しを拒否す
るなど、強圧的、差別的な対応をしている。決して許されてはならないこれらの
事件が、海兵隊員によって引き起こされていることを顧みなければならない。人
の命を奪うための非人間的訓練を日夜強いられている海兵隊員が、住民の命を傷
つけることに無頓着であることは自明である。これらの事件は、必然的に、起き
るべくして起きたものなのである。米軍を沖縄に張り付けることを日本政府が認
めているということは、これからも引き続き起こるであろう米軍による犯罪を、
政府として許していることである。今後もさらに、住民の命が脅かされ、奪われ
続けるということを認めてしまうことである。こうした犯罪が「二度と起きない
ように」するための確実な方策は、米海兵隊の撤退にしかないのである。
2月9日にはハワイ・ホノルル沖で米原潜グリーンビルによる愛媛県立宇和島
水産高校の練習船「えひめ丸」に対する衝突事件が起こり、私たちは衝撃に包ま
れている。米軍の犯罪性は、徹底的に追求されなければならない。日本政府の責
任もまた、重大である。事件の一報を受けた森首相が、なおゴルフを続けていた
ことは、行方不明者を含む被害者や、その家族の心を傷つけて余りある、極めて
無神経な行為と言わざるを得ない。
私たちは、次のことを強く要請する。
日本政府に対し、
1.相次ぐ海兵隊による暴力事件の被害者に、公式に謝罪すること
2.米海兵隊の撤退に向けた取り組みに直ちに着手すること
3.原子力潜水艦の日本への入港を無期限全面禁止すること
米国政府に対し、
1.米海兵隊の撤退に向けた取り組みに直ちに着手すること
2.「えひめ丸」の船体を早急に引き上げること。
3.原潜衝突事件の責任者の刑事責任を追及し、処罰すること。
4.原子力潜水艦の日本への入港を行わないこと
名護ヘリポート基地に反対する会
NCC(日本キリスト教協議会)平和・核問題委員会