前田 朗@歴史の事実を視つめる会、です。
2月9日
3月3日の学習会です。よろしく。
<植民地犯罪を問う>学習会・第一回
懸案となって久しい日朝国交正常化交渉は、昨年7年半ぶりに再開されました
が、日本政府は、朝鮮侵略と植民地支配の責任を認めず、65年日韓経済協力方
式の適用を主張しています。
90年代に国際的水準で始まった歴史の見直しは、ナチス・ドイツによる強制
労働への補償、略奪資産の補償、トルコによるアルメニア・ジェノサイドの確
認、カンボジアのポル・ポト派裁判など、困難を抱えつつも徐々に進んでいま
す。朝鮮戦争における米軍による住民虐殺も、十分とは言い難いものの、調査が
行われました。
しかし、日本では次から次と嘘をばらまく歴史修正主義がはびこり、責任逃れ
の独り善がりなナショナリズムを叫ぶ右翼的論調が相変わらず流行し、冷静な議
論を妨げています。
この学習会では、20世紀の日本とアジアの近現代史を<植民地犯罪を問う>
という観点から、歴史学・法学・政治学の到達点に立って再検討します。
テーマ1:韓国併合条約検証の現段階
荒井信一さん(駿河台大学教授)
テーマ2:植民地から占領への視点
――尊厳否定につながる「日本国籍」剥奪論
洪 祥進さん(朝鮮人強制連行真相調査団事務局長)
日時:3月3日(土)午後2時―5時
(開場1時半)
会場:渋谷勤労福祉会館・第2洋室(定員60名)
渋谷区神南1-19-8
JR渋谷駅徒歩10分
主催:<植民地犯罪を問う>実行委員会
協賛:朝鮮人強制連行真相調査団、歴史の事実を視つめる会、在日朝鮮人・人
権セミナー
連絡先 :0426-44-3140(前田)