沖縄の後藤です。
身辺超多忙で、
「沖縄・新刊案内」がたまってしまいました。
いつもお伝えしていますが、
沖縄で発行されている新刊の一部です。
後藤の「思想・哲学」にあわないもの、
値段と内容に著しい差があるものは、
購入しません。
つまり、原則的に後藤自身が入手したものを
紹介しています。
・竹富町史資料集1
「鉄田義司日記」
−船浮要塞重砲兵連隊の軌跡ー
2000.3.31 沖縄県竹富町役場発行
1500円+税
鉄田陸軍少尉として1941年、30歳、赤紙で
大阪から西表ー船浮要塞、後、石垣島赴任、
1945年8月20日!大尉昇進、10月8日武装解除、
11月28日大阪に復員、12月3日召集解除。
鉄田はその間ほぼ毎日「日記」を書きつづけ、
つまり、それは、八重山の沖縄戦、のほぼ正確な
記録といえる。
後藤は、ようやく入手した。
・「中央評論」232、52巻2号
−特集:沖縄を想え
2000.7.15 中央大学発行
300円+税
ISSN-0911-8330
佐喜眞美術館の宣伝に最適。
筑紫哲也の講演録「バカンスじゃない沖縄」
宮里千里の「神々の創り給うた遊び島・沖縄」など。
コピーするより安い。
・「沖縄の神社」
2000.10.30 加治順人著
OKINAWA BUNKO 900円+税 ひるぎ社
著者は「沖縄県護国神社」の権禰宜(ごんのねぎ)。
沖縄国際大学の修士論文は
「沖縄の神社と神職に関する一考察」。
沖縄にも「本土系神社」はある。
沖縄の近・現代史の参考になる。
・「泡盛の考古学」
2000.11.1 小田静夫著
勉誠新書5 勉誠出版 800円+税
ISBN4-585-00265-0
著者は東京都教育丁の学芸員。
ま、様々な角度から「泡盛」を考察する、
ありがちの研究書。
・「沖縄女性史」
2000.11.10 伊波普猷著
平凡社ライブラリー 1200円+税
ISBN4-582-76371-5
伊波の1919年、1924年の論文などからなっている。
「伊波と彼をとりまく女性たち」は一つのテーマ。
まぼろしの「沖縄組合教会」とも無縁ではない。
・「母の残したもの」
−沖縄・座間味島「集団自決」の新しい証言
2000.12.6 宮城春美著
高文研 1800円+税
ISBN4-87498-249-2
宮城氏は那覇市女性室勤務。
題名・副題から内容を察して欲しい。
後藤は要約できない。
周辺の調査も十分され、重要、必読。
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SATOSHI GOTOH
OKINAWA
fwgk4969@mb.infoweb.ne.jp
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