「梅香里米空軍国際爆撃場閉鎖のための汎国民対策委員会」国際連帯委員の都裕史で
す。
(aml,keystone,k-peace MLに投稿します。重複はご容赦願いま
す。)
**** 転載大歓迎 ****
本当に連日果敢に闘われている韓国民衆の闘争を報告します。
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第15次米大使館前、<米国反対国民行動の日>報告及び声明書 【梅香里汎国民対
策委】 00,12,12
「不平等なSOFA改正国民行動」の米大使館前月例集会である<米国反対国民行動
の日>が、12月を迎えすでに15回を数えるようにました。
今回の<15次米国反対国民行動の日>は、さる第10次交渉の決裂に関連して「国民行
動」の立場を明確にし、韓米両国を峻烈に糾弾するための集会でした。そして集会後
には我々の立場を込めた抗議書簡を伝達し、これに対する米大使の答弁を聞くために
駐韓米大使との公式面談を申請しました。
今日の集会は今までとは違って1時間早い午後1時に始められました。集会には「不
平等なSOFA改正国民行動」をはじめとして、「梅香里汎国民対策委」、そして全
晩奎委員長を中心に「梅香里住民対策委」、「坡州STORY射撃場非常対策委」、戦争
時の爆撃で酷い被害を被った益山(イクサン)の住民達などが参加しました。参加者
達はいつもと同じように平和的な雰囲気で集会を始めるために集まりました。
しかし、集会参加者達が集会場所周辺に到着するや、暴力警察は参加者全員を取り囲
み源泉封鎖し始めました。甚だしくは、文正鉉神父の車を取り囲み神父が車から降り
られることさえ妨害しました。警察の言葉によれば鍾路警察署長が新しく赴任したた
めだと言いますが、第10次交渉が決裂した後に、第10次交渉に対する糾弾集会を持と
うという我々が怖くて、いつもよりも一層強硬に集会自体を妨害したのは明らかで
す。
ところが、文神父が戦闘警察によって強固に取り巻かれていた車から脱出されて集会
を始めました。参席者たちは所々で戦闘警察に取り囲まれていましたが、文神父をは
じめとした指導部の話を注意深く聞きながら落ち着いて集会を進行しました。
警察は集会が進行される中で合流する人々まで妨害し、政治演説を行う執行委員長の
発言を遮るために幾度か弾圧を加えましたが、参席者達はこれに屈せず最後の声明書
採択まで勝利的に終えました。
そして集会がすべて終わり隊列が帰途につく途中、文神父は沸き立つ憤怒で米大使館
前まで進まれ、米大使館正門前でプラカードを掲げて一時座って叫ばれました。警察
は文神父まで妨げようとしましたが、神父の気勢と杖に押されて身じろぎもできず、
むしろ神父にやりこめられました。
駐韓米大使の公式面談に対しては、米大使館は不法集会であるため面談できないと答
弁したと言うことです。今まで、実務者ではない責任ある大使との公式面談を要請し
てきましたがいつも聞き入れられず、今回は不法集会だという名目で面会を拒否した
のです。
更に、この様にふてぶてしい米大使の行動にも関わらず、政権は第10次交渉を決裂に
終わらせたことに対して全国民の前に謝罪するどころか、むしろ集会参席者たちを武
力で妨害して集会を弾圧しました。
我々によって採択された声明書のごとく、我々が信じられるものは何もありません。
ただ我々国民の力で不平等なSOFAを改正することの他には何もありません。
万一、今後も韓米両国が我々の正当な要求を黙殺して我々を弾圧すれば、我々は文神
父の叫びのごとく、このように叫びます。
あらゆる犯罪に従事してSOFA交渉まで決裂させた米国はこれ以上必要ない。米国
はこの土地を離れよ!!
国民の要求に背を向け米国に諂い屈従する韓国政府も必要ない!!
我々の正当な要求を武力で弾圧する金大中大統領はノーベル平和賞を返還して謝罪せ
よ!!
政府ができなければ我々がする。全国民の力で不平等な韓米SOFAを全面改正しよ
う!!
我々は今後も一層熱心に闘争を展開するでしょう。
敵がいくら妨害しても必ず米大使館前で米国大使館が我々の喊声で血の気が引き、こ
の土地を離れる時までどん欲に行うでしょう。
各団体の大いなる参与と支持をお願いします。
2000年12月12日
第15次米国反対国民行動の日参加者一同
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「沖・韓民衆連帯」(URL:http://homepage1.nifty.com/OKIKAN/)
都裕史(NAH00567@nifty.ne.jp or yoosa@oic.ac.jp)
「梅香里米軍国際爆撃場閉鎖のための闘争速報」
(VHS22分、日本語字幕入り、1本1,700円)
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