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To: <keystone@jca.ax.apc.org>, <aml@jca.apc.org>, <k-peace@egroups.co.jp>
Subject: [keystone 3363] 激しい闘い
Date: Thu, 7 Dec 2000 13:58:06 +0900
X-Priority: 3
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X-Sequence: keystone 3363
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「沖・韓民衆連帯」の都裕史です。(aml,keystone,k-peaceMLに投
稿します。)

**** 転載大歓迎 ****
 

SOFA(駐屯軍地位協定)の改正交渉が11月29日から今日(7日)まで行われていますが、
当初は楽観的な観測も流れていましたが、ここに来て米国側の姿勢が傲慢であることが
判明し、今回も妥結に至らなくなるという動きです。

また、老斤里の良民虐殺に関する調査会議が6日にソウルで開かれ、この問題に関して
も米国が事実の隠蔽を図ろうとしています。

韓国の民衆は連日街頭などで激しい闘いを繰り広げており、上記した米国の姿勢に対する
韓国民の反米感情は厳しさを増していっています。

そこで、毎日のように報告される韓国の闘争の一部をお伝えします。

以下の内容は、韓国の進歩的運動団体が加盟しているメーリングリストに「不平等なSOFA
改正国民行動」から投稿されたものを、「梅香里米軍国際爆撃場閉鎖のための汎国民対策
委員会」が送ってくれたものです。

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12月5日、「不平等なSOFA改正」闘争速報

今日(5日)午前9時に韓米代表の間でSOFA協商が進行されている外交協会正門
前で、「SOFA改正国民行動」の文正鉉神父をはじめとして、国際民主連帯のチェ
・スイル共同代表など多くの同志が参席し始めると、協商場所が光化門の政府綜合庁
舎に移されたことが外交通商部出入りの記者と警察の情報課掲示を通して確認するこ
とができた。
外交通商部に場所を移した理由が、米国の代表達が本国からの訓令を受け取れる施設
が外交協会に備えられていなかったためという困窮した理由をあげて、昨日の夜9時
に場所を移すことに決定したということです。しかし、警察署の情報課刑事によれ
ば、昨日(4日)30余名が朝の10時30分から午後3時まで、デモをしながら継続して
呼び子を鳴らして正門を監視したことによって、米国側代表が昼食に出ようとしても
出られないなど、米国代表の神経を逆撫でたことが直接的な理由になったようだと語
りました。
今日の集会参加者は再び隊伍を整備した後、車に分乗して政府綜合庁舎に向かいまし
た。政府綜合庁舎に車で到着した瞬間、警察が車両を取り囲み車から出られないよう
に強く封鎖しました。それで、文正鉉神父をはじめ、ソ・ギョンウォン自統協顧問、
チェ・スイル国際民主連帯共同代表、長期囚のアン・フィソク先生、SOFA改正国
民行動のオ・ドゥヒ共同執行委員長などは車内に閉じこめられました。
そして、ピョン・ヨンシク国際民主連帯共同代表をはじめとして、SOFA改正国民
行動の金容漢共同執行委員長、梅香里汎国民対策委の金鍾一共同執行委員長などが
乗ったもう一台の車両も警察に封鎖されましたが、金鍾一、金容漢など幾人かの方が
警察を押しのけて外へ出ました。この時を待っていたかのごとく、1077ソウル市警特
別機動隊がプラカードを奪って暴力を行使し、金鍾一共同執行委員長は向こう臑を酷
く打たれて負傷を負いました。これにデモ隊は強力に抗議しながら呼び子を鳴らして
スローガンを叫び、継続して自動車のクラクションを鳴らしました。
天気が非常に寒いにも関わらず、デモ隊は5〜6名、或いは7〜8名ずつ警察数十名
に盾で圧迫を受けなが取り囲まれる状態で、約3時間を超えるぐらいその場所でデモ
を継続しました。このような状況の中で、政府綜合庁舎の外交通商部の職員と思える
人が随時私たちのデモ状況を確認していく忙しそうな姿も目に入りました。
午後3時頃に警察はデモ隊の封鎖を解き、この時デモ隊は文正鉉神父がおられる所へ
全体が合流しました。そして奪取されていったプラカードを持ってくること、鍾路警
察署長が直接謝罪することなどを要求しながら集会を始めました。この時、警察は再
び集会隊伍を文正鉉神父と分離しつつプラカード、アンプなどを奪取しながら暴力を
加えました。甚だしくは、女性同志達の太股を手で押しながら圧迫を加え、女性の同
志達が悲鳴をあげる場面もありました。これにデモ隊が継続して呼び子を打ち鳴らし
て政府綜合庁舎に向かって「SOFA全面改正」、「ヤンキーゴーホーム」を続けて
叫びながら強く抗議しました。
結局、警察はデモ隊の強力な抗議と要求に屈服して封鎖を解き、奪取して行った物件
を持ってきて、金鍾一梅香里汎国民対策委員会の共同執行委員長は鍾路警察署情報課
長に強く抗議して治療費の伝達方法を土曜日までに知らせることにする約束を受けま
した。
集会隊伍は世宗文化会館の裏側に集まり簡単に整理した後、明日の党争を力強く決議
しました。
我々は我々の立場を明らかにしました。今回のSOFA協商では必ずSOFAを全面
改正しなければならない。すべての米軍犯罪者に対する刑事管轄権を当然韓国の司法
当局が行使し、司法主権を回復しなければならない。すべての米軍基地と施設に対し
て賃貸期限設定と賃貸料を徴収し、梅香里爆撃場、坡州のストリー射撃場など、不必
要な基地と供与地は即刻返還されなければならない。環境条項が必ず新設されなけれ
ばならない。米軍に直接入ってくる農畜産物をはじめとしたすべての物品に対して検
疫が義務化されなければならない。米軍属である韓国人労働者に対する雇用と労働3
件が全面保障されなければならない。
各界各層の同志の皆さん。いま強く闘争しなければなりません。我々の団結した強い
闘争のみが、この国の最小限の民族自主権を争取することが出来ます。この時期を逃
してはいけません。明日(6日)の午前9時に政府綜合庁舎での闘争、午後1時に国
防部前での闘争を共に強く闘争を展開しましょう。坡州の農民と老斤里の住民達、梅
香里の住民達と共にしましょう。強い闘争で汎国民反米抗戦の流れを作っていきま
しょう。■

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「沖・韓民衆連帯」(URL:http://homepage1.nifty.com/OKIKAN/
都裕史(NAH00567@nifty.ne.jp or yoosa@oic.ac.jp)

「梅香里米軍国際爆撃場閉鎖のための闘争速報」
(VHS22分、日本語字幕入り、1本1,700円)
ご注文は、上記アドレスまで宛先と数量をご連絡下さい。



 
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