仲田です。
厚木基地デモンストレーションフライトの実施状況です。資料は厚木基地騒音対策協
議会・要請書より。
騒音の単位dBは省略してあります。
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1 これまでの状況
年度 実施月日 リハーサル 延実施日数 最高音 測定回数 苦情件数
5 4/24 25
4/15 16 20 5(3)
113 816
96
6 4/23 24
4/18〜20 5(3)
118 906
271
7 6/3 4
5/31 6/1 4(2)
111 470
303
8 4/13 14
4/12 3(1)
115 297
70
9 6/29
6/26 27 3(2)
116 203
309
10 (8/29 30)
米軍の警備上の理由から基地解放が中止された。
11 9/25 26
9/23 3(1)
118 197
331
12 7/1 2
6/30 3(1)
116 222
546
6/30
116 97
373
7/1
115 81
104
7/2
113 44
69
注1 延実施日数のカッコ書きは、リハーサルの日数。
2 最高音及び測定回数は、滑走路北端から北約1km地点での数値。
3 測定回数は、70dB以上の騒音が5秒以上継続したときの回数。
4 苦情件数は、県及び周辺7市が電話で受けた件数。
2 平成12年度デモンストレーションフライトに伴う苦情件数等
(1) 県及び周辺7市に電話で寄せられた苦情件数
横浜 藤沢 相模原 大和 海老名 座間 綾瀬 県 計
6/30 43 20
4 267
0 4
15 20 373
7/1 7
8 0
74 0
2 9
4 104
7/2 4
12 4
46 1
0 2
4 69
計 54
40 4
387 1
6 26
28 546
* 昨年度のデモフラに対する苦情件数は、331件。今年度は、昨年度の1.6倍の件数であ
る。
(2) 主な苦情内容
ア 騒音に対する苦情(492件)
・毎日毎日うるさくて、いつまで続くのか
・分かっていれば、家を購入しなかった。
・防音工事も役に立たない。
・窓を閉めても音がする。
イ 飛行への恐怖心・墜落の心配(61件)
・いつ落ちてくるか恐怖の日々だ。
・子どもが不安で泣いている。
・墜落事故が起きたらどうするのか。
・低空飛行、急上昇・急降下で恐い。
ウ 市民生活への影響(71件)
・中学校の期末試験に影響する。
・これから夜勤なのに眠れない。
・子どもが引きつけを起こした。
・電話やテレビの音が聞こえない。
・頭が痛くなる。
エ デモフラ実施への苦情(35件)
・一体誰がデモフラを望んでいるのか。
・遊びで飛行機を飛ばすな。
・デモフラは絶対許せない。
・地上展で十分。デモフラは反感を感じている。
オ その他(69件)
・米軍は非常識。
・日米友好に反する行為だ。
・市民感情を逆撫でする。
* 苦情内容が重複するため、(2)の件数は(1)の苦情件数とは一致しない。
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仲田博康
nakada_h@jca.apc.org