仲田です。
これまで、NLPに関する統計資料はないと説明していた防衛施設庁が、
「受け答えですれ違いがあった。隠していたわけでなく、これからは公表し
たい」と概数を明らかにした。以下は、そのまとめ。
なお、この資料はNLPだけだが、昼間の離発着訓練(DLP)はNLPと
は比較にならない回数である。マスコミがとりあげるのは、ほとんどNLP
だが、厚木基地爆音防止期成同盟などは、たえず、DLPの問題も訴えてい
る。
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NLPの回数の状況(防衛施設庁まとめ)
年 硫黄島 厚木 横田 三沢 岩国 計
91 310 1,550 560 270 670 3,360
92 680 1,760 1,140 210 750 4,540
93 4,430 1,690 1,960 40 600 8,620
94 1,220 270 330 0 0 1,820
95 4,730 240 270 10 0 5,250
96 2,990 160 320 60 0 3,530
97 2,680 80 30 10 0 2,800
98 1,920 420 550 30 760 3,680
99 2,920 460 0 0 110 3,490
00 630 640 780 190 410 2,650
計 22,510 7,270 5,940 820 3,300 39,840
(2000年11月現在。防衛施設庁直員の目視記録で、概数)
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朝日新聞2000年11月22日、神奈川版より
仲田博康
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