初めての発言となります。佐久間淳子と申します。
東京在住。94年から、自然の権利訴訟(自然保護訴訟の一種)の広報支援に関わっ
ています。
以下は、
10月15日の琉球新報一面、19日の朝日新聞夕刊で報じられた、「ジュゴンを原告に
加え、
米国防総省を被告とする訴訟」の準備に関するシンポジウムの、ご案内です。他のメ
ーリング
リスト等にも登録しますので、重複してご覧になる方には、あらかじめお詫び申し上
げます。
転載大歓迎ですので、一言ご連絡下さい。
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自然の権利 シンポジウム2000
〜〜〜 沖縄ジュゴンは生き残れるのか 〜〜〜
日 時:2000年12月2日(土) 13時30分〜17時 (開場13時00分)
場 所:自治会館 (沖縄県那覇市旭町14番地 TEL 098-862-8181)
会 費:800円(資料代含む)
主 催:「自然の権利」基金、日本環境法律家連盟、世界自然保護基金日本委員会
講 演:
■沖縄ジュゴンと日米の法律
米国の野生生物保護法(ESA=The Endangerd Species Act)研究報告
籠橋隆明 (弁護士)
■IUCNの決議とジュゴンの保護 IUCN参加報告
花輪伸一 (世界自然保護基金日本委員会)
■沖縄のジュゴン保護のために、判っていること、調べるべきこと
粕谷俊雄 (三重大学) ※予定
■ジュゴン関連団体からのメッセージ
内 容:
アマミノクロウサギを原告にし、ゴルフ場建設の取りやめを求める裁判で知
られるようになった「自然の権利」訴訟。その原告らの代理人を務める籠橋弁
護士は、かねてより沖縄ジュゴンの置かれた状況を改善するために、関連する
日米の法律の検討を仲間とともに進めてきました。今回は、その結果を報告し
、アメリカ国防総省などを被告とし、ジュゴンを原告として表示する訴訟の構
想を解説します。
世界自然保護基金の花輪伸一氏は、先頃開催されたIUCNが沖縄ジュゴンに関
する調査を行うよう勧告案を採択した経緯と意義について報告します。
また、日本自然保護協会の助成により、沖縄ジュゴンの生息状況に関する調
査を行った粕谷俊雄氏は、自身らの調査によって把握できたことと、沖縄ジュ
ゴンを守るためにさらになにを調査すべきかについて、報告します。
問い合わせ先: 「自然の権利」基金事務局 TEL:052-249-3921 FAX:052-249-3908
〒460-0011 名古屋市中区大須4-16-16 第2記念橋ビル303号
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※これまでの自然の権利訴訟に関しては、以下のホームページをご覧下さい。
ジュゴンと法的位置づけに関する資料を収集する「ジュゴンFILEBOX」も設けました。
以上
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[自然の権利]ホームページ
自然保護訴訟の概要・動向と裁判日程予告を発信しています。
http://member.nifty.ne.jp/sizennokenri/
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