仙台のパレスチナ・オリーブの皆川・早尾です。
パレスチナ・オリーブのHPの中に、「緊急パレスチナ現地情報」
のページを設けました。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~polive/
ここから行けます。
パレスチナを含む各国の中東研究者のメーリングリストからは、連日
現地の生々しい様子が送られてきます。西岸地区やガザ地区でイスラ
エル軍によるパレスチナ市民への弾圧がある一方、イスラエル国内で
は、軍隊による攻撃のほか、(ユダヤ教徒)イスラエル市民によるイス
ラエル内のパレスチナ市民への攻撃も増加しているそうです。
9月28日、イスラエルのリクード党の党首であるアリエル・シャロンが
イスラムの聖地であるハラム・アッシャリフ(エルサレム旧市街の一画)
に立ち入る、という挑発行為をとって以来、それに抗議する各地のパレ
スチナ人をイスラエルの軍隊が武力で弾圧・虐殺するという異常な事態
が続いています。この弾圧によって、90人近いのパレスチナ人が殺され、
2000人以上の負傷者が出ています。10月4日時点ではこの死傷者の
うち、77%が18歳以下の子どもであるそうです。
私たちがオリーブオイルを輸入している、イスラエル北部のパレスチナ
人農業組合である「ガリラヤのシンディアナ」からは、メンバーは全員
無事である、という知らせを受けています。なお、死者の出た家庭への
訪問などの活動を行なっているそうです。
引き続き、みなさんに、イスラエル政府・大使館への抗議メール・FAX
を要請いたします。よろしくお願いします。