みなさん
講演会の案内です。重複受信の方お許しください。
本橋哲也
<2000年度 都立大 大学祭企画>
高橋哲哉氏講演会
『日本のアジア認識を問う〜 脱亜論の克服にむけて 〜』
明治維新以降、日本とアジアの関係は一貫して抑圧・被抑圧の関係が続いています。日
本の近代化は日本政府・国民一体となった侵略・植民地支配に始まり、戦後55年を経た
現在も、侵略・植民地支配に伴う未解決の問題は多く存在しています。これらの事実は、
直接の被害者が・竄チと声を上げ、告発することでようやく明らかにされてきました。それ
は日本人側の加害責任の意識が希薄であることを意味してもいます。
政府だけでなく日本人総体が排外的な思想に染まっている状態が続く限り、アジアの人
々との友好は築けないことは明らかです。今回の企画では福沢諭吉の脱亜論を再評価する
動きの問題点を検討しながら、日本政府・日本人の戦争責任を考えてみたいと思います。
日時:11月3日(金) 午後2時〜
場所:東京都立大学 教養棟110教室
京王相模原線南大沢駅下車 徒歩5分
高橋哲哉さんプロフィール
1956年生まれ。東京大学総合文化研究科助教授。専攻は哲学。主な著書は、『記憶の
エチカ』(岩波書店)、『逆光のロゴス』(未来社)、『デリダ―脱構築』(講談社)、
『ナショナル・ヒストリーを越えて』(共編、東大出版会)、『<ショアー>の衝撃』(
共編、未来社)・A『戦後責任論』(講談社)、『断絶の世紀 証言の時代』(徐京植氏対
談、岩波書店)など。
主催:Forum沖縄2000、都立大現代社会研究会
【連絡先】本橋哲也(東京都立大学人文学部英文学教員)
tel./fax.:0426-77-1215 e-mail:tedmoto@bcomp.metro-u.ac.jp
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tedm tedmoto@bcomp.metro-u.ac.jp