「沖−韓民衆連帯」の都裕史です。（aml,keystoｒn,eastasiaＭＬに投稿します。）
＜転載大歓迎＞
韓国での反米闘争は継続して闘われています。
以下に、９月５日ソウルでの集会の模様を報告します。
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９月５日（火）、梅香里爆撃場閉鎖、韓米ＳＯＦＡ全面改正、毒劇物放流謝罪、良民
虐殺真相究明のための第１２次国民行動日、反米連帯集会報告
■ 今年に入って韓国国民は、梅香里爆撃場、不平等な韓米ＳＯＦＡ、米８軍毒劇物
放流、良民虐殺など、米国がこの地で犯した全ての犯罪的行為に対して深い憤怒を抱
いて闘争してきました。それにもかかわらず、米国と韓国当局はこれに対する根本的
な解決意志を見せるどころか、むしろ世論を糊塗して欺瞞的な術策で一貫していま
す。
米国と韓国政府は、欺瞞的な８．１８国防部総合対策を打ち出して梅香里問題が全て
解決されたと世論を操作し、韓米ＳＯＦＡに対する全面改正する意志を全く見つけだ
せないまま、毒劇物放流に対しても責任ある謝罪や真相究明と対策を放棄しており、
すでに真相が分かった良民虐殺に対しても何の謝罪や対策を打ち出せないでいます。
このことに対し、今日の集会は、米国と韓国政府が当面した懸案を解決する意志が無
いことに対する国民的憤怒を明らかに伝達し、もう一度根本的な解決を求める行事と
して準備されました。
■ しかし、国民の意に背いて米国の顔色だけを窺う現政権の警察は、あらかじめ合
法的に申告された集会に対して数千名の戦闘警察を米大使館と公園周辺に配置し、集
会を妨害しながら源泉封鎖しようとしました。
ところが、闘争の正当性を確信しつつ集会を成就させようという参加者の強力な闘争
意志を分かった警察は、光化門（クァンファムン）市民解放広場での集会を容認せざ
るを得なくなりました。
■ この日の集会には、ムン・ジョンヒョン神父（梅香里汎国民対策委常任代表、Ｓ
ＯＦＡ改正国民行動常任代表）、ホン・グンス牧師（梅香里汎国民対策委常任代表、
自統協常任議長）、チェ・ヨンウン、チョン・マンギュ（梅香里汎国民対策委常任代
表、住民対策委委員長）、イ・スガプ（梅香里汎国民対策委常任顧問、自統協常任顧
問、民族精気守護協議会常任議長）、ノ・スヒ（梅香里汎国民対策委共同代表、全国
連合共同議長）、ソ・ギョンウォン前議員（梅香里汎国民対策委顧問、自統協常任顧
問）、パク・スニ（梅香里汎国民対策委共同代表、自統協議長）などをはじめとし
て、自統協、全国連合、民主労総、天主教正義具現全国連合、緑色連合、反米救国労
学先鋒隊、駐韓米軍撤収国民運動本部、国際民主連帯、仕事を愛する労働青年会、民
族愛青年労働者会、仁川工大学生会、労働問題センターなど１５０余名の市民社会団
体会員が参加しました。
■ キム・ジョンイル梅香里汎国民対策委共同執行委員長の司会で進行された事前集
会で、日本の京都から梅香里問題を日本に拡散させるために多大な努力を傾けている
６名の日本人の連帯挨拶がありました。
■ チェ・ジョンス梅香里汎国民対策委とＳＯＦＡ改正国民行動共同執行委員長の司
会で本集会が進行されました。
―ムン・ジョンヒョン神父は大会辞で、『米国との闘いで勝利した第１ラウンドを、
梅香里爆撃場閉鎖第６次国民大会を契機にいまや第２ラウンドに入ったとして、警察
がどんな弾圧をしても我々は決然とした意志で屈することなく今後も闘っていこう
！』と述べられました。
−さる７月１６日に梅香里爆撃場閉鎖闘争過程で拘束されたチェ・ヨンウン、キム・
ヨンハン、キム・ジョンイル委員長の保釈釈放の挨拶で、チェ・ヨンウン委員長は、
『皆さんのおかげで早く出られるようになりありがたく、梅香里爆撃場閉鎖闘争を今
後もいっそう熱心に行っていく』と述べられました。
−チョン・マンギュ梅香里住民対策委委員長は、『国防部が８月１８日に発表した対
策は、梅香里問題を解決する根本策になり得ず、梅香里住民をいっそう怒らせるもの
だ。米軍と韓国当局は梅香里爆撃場を即刻閉鎖せよ』として、決然とした意志を込め
て９月２日の第６次汎国民決意大会を源泉封鎖で弾圧した警察を糾弾しつつ、梅香里
闘争報告をされました。
−緑色連合のキム・ジェナム事務処長は、『米軍が漢江に毒劇物を放流した後５０日
が過ぎても、真相究明も事後対策も無いままである現実に深い憤怒を感じる。今後の
ＳＯＦＡ改正闘争で環境条項を必ず盛り込むようにしよう』と闘争報告をされまし
た。
―イクサン対策委のイ・チャングン副会長は、『チョ・ソンテ国防長官が良民虐殺の
真相調査を縮小指示したことに対して、すべての遺家族は深い憤怒を感じる。チョ長
官は即刻辞任しなければならない。』という言葉を述べられました。
−９月２日、１０名の梅香里ノン島占拠闘争を展開した反米救国労学先鋒隊の青年学
生は、『ノン島闘争で、米国に対する怒り、祖国に対する愛情をあらためて感じる感
動的な闘争だった。以降も梅香里爆撃場が全面閉鎖される時まで一生懸命闘う』とい
う力強い闘争報告がありました。
−ノ・スヒ全国連合共同議長は、『我々はこれまでの闘争で、米国がどれほど我が国
民を蔑視しているか再び強く感じるようになった。今後、米軍が撤収するその日まで
力強く闘おう』という政治演説をされました。
−パク・スニ自統協共同議長が決意文を朗読後、イ・チャングン、イクサン対策委副
会長、ソ・ギョンウォン自統協常任顧問、ピョン・ヨンシク国際民主連帯共同代表の
３名が米大使館に抗議書簡を伝達しようとしましたが、米大使館側が代表３名の抗議
書簡を玄関で立ったまま貰おうとする高圧的な姿勢に出ました。
−これに対して代表３名は、米大使館側の韓国民を無視する態度を厳に咎め、このよ
うな状況で抗議書簡を伝達する必要がないと判断して米大使館を出てきました。以
後、これを集会参加者に報告して駐韓米大使館の傲慢横柄さを全員で共に糾弾する時
間を持ち、今日の集会をすべて終えました。
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（１） 来る１０月初旬、韓米ＳＯＦＡ改正協商を迎えて米国でのＳＯＦＡ改正協商
に対して、韓国民の意志と要求を広めるための、ムン・ジョンヒョン神父をはじめと
した反米闘争団が派遣され力強い闘争が展開される予定です。
（２） 来る９月２３日（土）、梅香里爆撃場閉鎖のための文化祭［梅香里に平和を
！］が梅香里で開かれます。
■ 主催：不平等なＳＯＦＡ全面改正国民行動／梅香里米軍爆撃場閉鎖汎国民対策委
員会
以上。
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「沖−韓民衆連帯」（URL:http://homepage1.nifty.com/OKIKAN/)
都裕史（NAH00567@nifty.ne.jp or yoosa@oic.ac.jp）
「梅香里米軍国際爆撃場閉鎖のための闘争速報」（ＶＨＳビデオ２２分、日本語字幕
入り）
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さい。