「沖・韓民衆連帯」の都裕史です。
(aml,keystone,eastasia MLに投稿します。:転載歓迎)
この間、韓国では信じられない二つの「事件」が起こっています。
その一つは、さる8月21日、某英字新聞の地方版とインターネットのwebページ
に、ケネス・マイケルの「SOFA(駐屯軍地位協定)を、何故変えるのか?」とい
う
投稿が掲載され、その後、削除された事件です。
ケネス・マイケル、この米軍人こそ、韓国における米軍犯罪問題が全国民的な関
心事となる契機となった「尹今伊(ユン・グミ)氏殺害時件」の犯人で、現在は15
年
の刑を受けて天安(チョナン)の刑務所に収監されている人物です。
尹今伊氏殺害現場の様相は、全裸の状態で子宮にコーラ瓶を差し込まれ、肛門
には傘の柄が奥深く突き刺さり、全身に白い石鹸を塗されて、そして、口にはマッチ
棒が挟み込まれた状態でした。
この異常な殺人事件の犯人であるケネス・マイケルは、SOFAによって韓国警察
の十分な調査を受けられないまま、懲役15年の刑に処せられました。
今回、ケネス・マイケルが投稿した内容は、その表題が示している如く、『韓国民
は何故SOFAを改正しようとするのか、現在でも、十分に米軍は不利な扱いを受
けている』という趣旨のもので、まったく信じがたいものです。
このような文章が公に登場するほど、韓国における米軍人の意識問題の深層は
傲慢で、事実誤認があるように見受けられます。
駐韓米軍犯罪根絶運動本部は、怒りを込めて解説と論評を発表しています。
もう一つの「事件」とは、今日(9月2日)は梅香里での第6次国民行動の日でした
が、警察による徹底した源泉封鎖体制で梅香里現地に韓国民が集まれない状態
が作られたことです。
韓国国防部が8月18日に「総合対策案」を発表し、被害住民に対して懐柔策を弄
する一方、全国民的な反対運動には容赦なく封鎖するという事実が明確に現れて
います。
そのような中でも、学生10名が海上爆撃標的地のノン島に上陸し、2時間に亘って
籠城闘争を展開したとのことです。
来る4日からは九州の湯布院・日出生台で反戦運動を闘っている方々が梅香里に
入られます。また、23日には韓国のあらゆる社会団体の代表者の呼びかけの下に
梅香里現地と沖縄、ビエケス、フィリピンで大々的な行事が企画されています。
そして、梅香里には沖縄からの連帯参加も予定されています。
政府、国防部の懐柔策を受けての梅香里闘争は中長期的な観点で、ますます国際
連帯の重要性を増しています。皆さん方の積極的な連帯行動を訴えます。
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沖・韓民衆連帯URL:http://homepage1.nifty.com/OKIKAN/
都裕史(NAH00567@nifty.ne.jp OR yoosa@oic.ac.jp)
「梅香里米軍国際爆撃場閉鎖のための闘争速報」
(VHSビデオ:22分、日本語字幕付き@1,700円)を販売中です。
梅香里闘争支援のためにも、上記のメールアドレスまでご注文下さい。
郵送料は1本(270円)、2本(390円)です。また、5本以上は郵送料を
負担させていただきますので、代金の振り込みは以下の口座までお願い
します。
郵便口座
記号:14130
番号:66922291
都裕史
以上。