沖縄の後藤です。
サミットの反省も十分できないまま、
沖縄は、毎日「非日常」です。
沖縄・新刊案内です。
・「日の果てから」
大城立裕著 講談社文芸文庫
ISBN4-06-198214-1
2000.6.10 1300円+税
1993年新潮社から出版されたものの、
文庫版。この1ヶ月余り、民衆の集いにも
参加され、クリントンのサミット演説(平和の礎)
に対して「命ど宝」の引用に、沖縄民衆をも含め、
コメントしている。
「日の果てから」の要約はしにくいが、
沖縄戦の一断面から、沖縄とは何かを問う傑作。
・「沖縄・統合と反逆」
新川 明著 筑摩書房
ISBN4-480-85764-8 2900円+税
2000.6.25
新川はいうまでもなく、「沖縄タイムス」元会長、
「沖縄」の「日本同化」に激しい警鐘を鳴らす。
「同化批判」は「反逆」を意味する。
もっと発言の機会を、と思うのは後藤だけでは
ない。
・「沖縄・基地なき島への道標」
大田昌秀著 集英社新書0041−A
ISBN4-08-720041-8 660円+税
2000.7.22
沖縄の最大の問題は「米軍基地」だ。
それを、どれだけ沖縄自身が理解しているか、
こころもとなく思えることもある。
必読書。
・「『沖縄魂(うちなーまぶい』が語る日本」
ー「47番目の日本」から見た「祖国」の危機ー
安仁屋政明・高嶋伸欣著 黙出版
ISBN4-900682-49-7 1600円+税
2000.7.26
序章を安仁屋さん(沖国大)が、終章を高嶋さん(琉大)が
書き、間は二人の対談で進む。
沖縄戦から現在まで、読みやすい。
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OKINAWA/Satoshi Gotou
沖縄・後 藤 聡
fwgk4969@mb.infoweb.ne.jp
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