比嘉＠京都です。こんにちは。
都裕史さんからの情報で伝えられていますが、７月16日に各地で開催された第二回
満月まつりのうち、韓国・梅香里で開催されたまつりで負傷者、逮捕者が出たこと
に関して、満月まつり実行委員会と駐韓米軍犯罪根絶運動本部から抗議声明が出て
います。25日までに抗議声明を集めて韓国へ運ぶとのことですので、ぜひ、ご協力
ください。
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韓国政府の満月まつり弾圧に対する抗議声明
（平和の意思を集めて下さい）
７月16日、第２回満月まつりが、沖縄・アイヌモシリ（北海道）・東京・横須賀・
広島そして韓国の梅香里（メヒャンニ〕で開催されました。「人権・環境・平和」を
守るための具体的な実践として、アジアの民衆の平和を渇望する思いがひとつに集め
られたまつりでした。
韓国梅香星（メヒャンニ）は、その名のとおり「梅の花の香り」に満ちた村でした。
しかし、声は米軍の爆撃訓練によるひどい騒音のために、鳥さえも住めなくなり生命
が死にゆく村となりました。
朝鮮戦争中の1951年、米軍は「梅香里は高い山がなく、霧のかかる日が少ないので
米軍の持続的訓練のためには、アジアの中でも最適地」と言って米軍爆撃訓練場を作
ったのでした。訓練による住民の被害と苦しみは、言葉では言い表すことは出来ませ
ん。誤爆事故による妊産婦の死、不発弾による子どもたちの負傷、爆撃の騒音による
学校の授業妨害など、住民は日常的にものすごいストレスに苦しめられています。
そのような米軍の軍事訓練により、長い間苦しみを受け続けている梅香里で平和を
願う「満月まっり」が、韓国一沖縄連帯集会として開催された事はとても意義深いも
のです。にもかかわらず韓国政府は「満月まつり」に参加した人々の中で、6名を逮
捕しました。人間の安全保障と米軍基地撤去に対する闘いの熱気が高まることに対し
て、政治的負担を感じ、民衆の聞いを弾圧した出来事です。
これは、平和を願う心を軍事力で踏みにじる暴力です。あるいはこれは生命より軍
事安保が優先される謝った認識を表しています。
名護市辺野古に新しい米軍基地を建設しようとする陰謀、人間の安全な生、平和な
生活を妨げるすべての暴力はなくさなくてはなりません。「命どぅ宝（命こそ宝）」
だからです。韓国民衆の平和をめざした願い「満月まつり」を弾圧した韓国政府に対
し私たちは強く抗議し、逮捕者の即刻釈放を断固要求します。
駐韓米軍犯罪根絶運動本部
事務局長 チョン・ユージン 事務局次長 キム・ドンシン
満月まつり実行委員会
共同代表 真志喜トミ 高江洲あやの チョン・ユージン
私たちの具体的取り組みの提案
（１）韓国からの使者に持ち帰っていただく連帯文書を７月25日までにお寄せ下さい。
「満月まつり実行委員会 〒901-1412 沖縄 佐敷 新里129
電話＆FAX098-947-1237
（２）沖縄県内にメヒャンニ支援のための弁護団を結成していただきたいと思います。
（３）韓国-沖縄の各民衆運動団体の抗議声明の発表を要請したいと思います。
（４）韓国の新聞への意見広告の発表にご協力下さい。
（５）華城（ファソン）警察署、外交通称部へ電報 FAXで抗議、釈放要求して下さい。
華城警察署 〒447-060 大韓民国 京畿道 烏山市 園洞 350
電話 82-31-373-7000 FAX 82-31-375-5112
外交通商部 〒110-760 大韓民国 ソウル市 世宗路77
電話 82-2-3703-3114 FAX 82-2-739-1574
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