Date: Mon, 17 Jul 2000 20:09:05 +0900
To: aml@jca.ax.apc.org, keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 2902] from FACTIVE> サミット時期に名護市で行われるイベント
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X-Sequence: keystone 2902
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                              [TO: aml, keystone]

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*- FACTIVE  MES( 3):FACTIVE 告知・掲示板 情報提供会議室
*05456 CXQ04025  WAKAX            サミット時期に名護市で行われるイベント
( 3)   00/07/14 18:50

 サミットの時期にあわせて行われる、地元名護発のイベントを紹介します。
みなさんご存じでしょうけど、主要国首脳会議は7月21日(金)〜7月23日(日)に
名護市で開催されます。

 ご紹介するのはヤンバル・ピース・ウェーブのちらしで、以下の4つのイベ
ントの情報が含まれまています。お近くの方、訪沖中の方、ぜひご参加を!

 7月17日(月)〜23日(日) ピース・プラザ
 7月19日(水) 緊急シンポジウム 日本にとっての沖縄・沖縄にとっての日本
 7月21日(金) ファミリー・ピース・ウォーク
 7月22日(土) 新たな基地はいらないアピール

【転載大歓迎】
=====

緊急シンポジウム
 日本にとっての沖縄・沖縄にとっての日本
 −異質としての沖縄・その原点と方向性−

日 時:2000年7月19日(水) PM2:00〜7:00
場 所:名桜大学講堂
資料代:1000円

[基調報告]
  比屋根 照夫(琉球大学教授)

[報告・討論]
  目取真 俊(小説家)
  伊高 浩昭(ジャーナリスト)
  武者小路 公秀(フェリス女学院大学教授)
  宮里 政玄(沖縄対外問題研究会代表)
  前田 哲男(東京国際大学教授)
  姜 尚中(東京大学教授)
  長元 朝浩(ジャーナリスト)
  高里 鈴代(那覇市議会議員)

シンポジウムプログラム
 PM1:30 開場
 PM2:00 開会(主催者あいさつ)
 PM2:05 基調報告 比屋根 照夫
 PM2:35 第一部 8つの報告
 PM4:40 ブレイクタイム「やんばる・いのちの時間」今泉真也スライド上映
 PM5:05 第二部 報告者の討論会
 PM7:10 閉会

〜主催者側の声〜

 なぜ「サミット」時に「名護」でこの「シンポジウム」を行うか。その入り
口を主催する側がどううけとめているか、そこが出発だ。
 「沖縄サミット開催」が、戦後の日本の沖縄同化政策の総決算へ向けた入口
作りであることは明白である。沖縄の持つさまざまな〈異物性〉、それゆえの
〈違和感〉の根絶やし作業が着々とすすんでいる。沖縄がその歴史・文化・こ
とばと存在そのものを通して出し続けた〈スキマとズレ〉。それは対日本本土、
また日本本土をパートナーとして取り組んでいる米軍政策などへの「異議アリ」
の心情であった。その〈スキマとズレ〉は日本本土、米国政策とのキシミが外
側から照らし出したものであった。しかし、今、沖縄の内部においてもまた別
の〈スキマとズレ〉が、地域的にも、思想論的にも露出しつつある。
 外側から照らし出された〈スキマとズレ〉は、強権をともなって出てきた分
だけ、対抗軸としてその原質を深めることができた。本土復帰がその原質を曇
らせ、6兆円余の振興資金・補助金が視力を弱めていった。その弱体化のなか
で〈同化〉への地ならしが進んできた。その〈同化〉は、沖縄内部に別の〈ス
キマとズレ〉をこしらえ続けてきた。
 名護の住民運動は出発から現在まで、その二つの〈スキマとズレ〉の中にか
らめとられたものではなかったか。それは沖縄の抵抗運動のどこそこに見られ
たものではなかったか。
 政府専権事項である国家防衛に関する問いを5万人都市に押し付けられた過
酷さを味わった名護市民。名護の市民運動は、「米軍移設」に対する外因によ
る反対運動であった。米軍のキャンプ・シュワブ沖への移設がなかったら名護
の運動ははたしておきたのか。いわば外因による抵抗運動としての名護市民運
動があり、また別の外因としての「サミット」によって、その運動の弱体化を
招いても悲観するものはない。まして弱体化のなかで常におこる人間関係のギ
クシャクも何も名護に限ったことではない。問題は「外因」から何を学び、運
動論として、思想として、実践へのプログラムとして何を内因化するかにつき
る。サミット後の名護を支えるものはそれ以外にない。このシンポジウムは、
内面化の生みの痛みが個々の来場者の中でどう芽生え整理されてゆくか、そこ
に成否がかかっている。

   ヤンバル・ピース・ウェーブ実行委員会
   シンポジウム「日本にとっての沖縄・沖縄にとっての日本」運営委員会
 

主 催:ヤンバル・ピース・ウェーブ実行委員会内
    シンポジウム「日本にとっての沖縄・沖縄にとっての日本」運営委員会
事務局:〒905-0017 沖縄県名護市大中1-18-35 じんぶん企画内
    TEL:0980-51-1177 FAX:0980-52-4417
    E-mail:jinbun@cosmos.ne.jp

※このシンポジウムへの論文参加を受け付けます
 1500字以内、E-mailで受付 7月30日(日)〆切
 

●●ヤンバル・ピース・ウェーブ企画●●
【ピース・プラザ】
Yanbaru peace and information center:U.S.bases,the Dugong,nago citizens
日時:7月17日(月)〜23日(日) 13:00〜20:00(予定)
場所:名護市城通り
内容:海外マスコミに情報提供する事務所。基地問題、自然・ジュゴン・市民
   投票・沖縄戦etc‥。講座開催とスライド上映もします。

【ファミリー・ピース・ウォーク】
日時:7月21日(金) 13:00〜14:00(予定)
場所:名護市内
内容:クリントン大統領と森首相に手紙を届けよう!(できなかった時は後日
   郵送)名護の現状を知らせるチラシを海外マスコミ等に手渡しながら市
   内を歩きます。

【新たな基地はいらないアピール】
日時:7月22日(土) 15:00〜18:00
場所:名護市二見入口三叉路
内容:寸劇や沖縄民謡のパフォーマンスで海外マスコミに『新たな基地建設反
   対』をアピール。普天間基地第2ゲート前でも、宜野湾市民が中心に同
   時開催予定。

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  • 1998年     3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 1999年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 2000年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

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