なすびです。
ふざけんな! 抗議のみでなく、徹底追及を!
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<琉球新報>
2000年7月15日 土 15:9
「基地反対」516人分、署名横流し/米大使館側が警察に
駐日米大使館で、市民団体から基地撤去を求める516人分の署名用紙を受け取っ
た際、団体が帰った直後に警備担当者が署名用紙を赤坂警察署アメリカ大使館警備派
出所に手渡していたことが15日までに分かった。琉球新報社の取材に対して大使館
は言及を避け、警視庁広報課は署名用紙を受け取った事実を認めている。同団体は「
市民の人権が脅かされている」と反発しており、同派出所と大使館側に抗議した。
署名用紙を大使館に届けた市民団体は「命(ぬち)どぅ宝ネットワーク」(太田武
二代表)で、沖縄の問題や沖縄の音楽家による演奏会開催などに取り組んでいる。
同団体は米兵による少女乱暴事件が起きた1995年秋から「沖縄の米兵による女
性・子どもへの性暴力・人権侵害を許さず、日米安保条約を廃棄し、すべての軍事基
地の撤去を求める署名」と題した署名活動を展開している。署名の手渡しは58回、
7万468人分に上る。
同団体は6月4日午後7時すぎに大使館前に到着し、大使館の警備担当者に署名用
紙とともに添付文書を手渡したが、その後、警備担当者が署名を持って派出所に入る
のを目撃。派出所に行くと、警察官が複写しようとしていた。奥の休憩室には、署名
用紙がばらされて置かれていたという。理由を尋ねると、警察官は「何の署名を提出
してきたか知るのは違法ではない。そのためにここに詰めている。今後はしない」と
答え、毎回、大使館からメモやコピーを受け取っていたことも認めたという。
琉球新報社の質問に対して米大使館の報道官は「コメントはない」と答え、警視庁
広報課は「そういう事案は確かにあったが、コピーはしていない。署名用紙は団体が
持ち帰っている。米大使館は重要防護対象施設になっているので、どういう団体が来
たのか確認するために(署名用紙を)見た」と話している。
行き過ぎたチェック
弁護士の永吉盛元人権協会事務局長の話
国民の思想、信条、表現の自由など諸権利を侵す国家権力の不当な市民生活への介
入で、違法な情報収集活動だ。警察が市民の動きを監視するため、情報網を張りめぐ
らせているのだろうが、国民の政治的主張を抹殺しかねない行き過ぎたチェックだ。
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なすび <nasubi@jca.apc.org> 山谷労働者福祉会館 活動委員会
東京都台東区日本堤 1-25-11 電話・FAX:03-3876-7073
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