「米軍基地反対運動を通して沖縄と韓国民衆の連帯をめざす会」(沖・韓民衆連帯)
の都裕史(ト・ユサ)です。
韓国の梅香里にある米軍の射撃場問題で情報を送ります。
本来は沖・韓民衆連帯のHPで掲載してお知らせしなければならないのですが、HP
の更新が色々な事情で滞っていますので、そのまま送らせていただきます。
ご迷惑をお掛けしてしまうことがありましたら、申し訳ありません。
年毎、日毎に反米感情が高まる韓国社会にあって、最近、最も関心を集めているの
が、京畿道華城郡雨汀面梅香里にある米空軍のクーニー射撃場をめぐる事件に関し
てです。
さる、5月8日に米軍の戦闘機がエンジントラブルを起こし、機体重量を軽減するた
めに搭載していた爆弾6発を一度に投下した事件は、その後、韓米の合同調査で「直
接被害無し」という発表があって、被害地域住民の怒りは天を突く勢いになっています。
住民被害対策委員会の全晩奎委員長が米軍射撃場への直接抗議行動で連行され、
その後の韓国国防部の住民対策も欺瞞に満ちたものであるため、被害住民と韓国各地
から梅香里に駆けつけた学生、市民団体による抗議行動は日に日に高まっています。
拘束された全晩奎委員長は今年の1月に訪日され、九州と大阪で梅香里の報告を聞く
ことができました。ご自身は祖父から3代続いた家も売り払い、自らの家族は公民館
の一室で暮らしながら射撃場問題の闘争を展開されてきた方です。
また、資料記事にもありますが、6月20日に海上射撃ポイントであるノン島に直接
行動を行って連行された人の中には、梅香里に住み込んで住民の生活を中心にしたド
キュメンタリーを撮影している、高ウォンソク氏も含まれています。
韓国の米軍犯罪根絶運動本部から、『日本で梅香里に関心を持たれている方々からの
支援の声を送って欲しい』という要請が届いています。
一連の問題に関連した記事を翻訳して送信しますので、ご検討をお願いします。
また、ご質問などは(NAH00567@nifty.ne.jp:沖・韓民衆連帯民衆連帯)までお願い
します。
インターネットからの記事情報ですので、一応、転載はご遠慮下さい。また、翻訳の
責任は都裕史にあります。
以上、宜しくお願いします。