名護ヘリポート基地に反対する会(事務局・横浜)の原義和です。
学習交流会のお知らせです。
(チラシより転載)
名護ヘリポート基地に反対する会 学習交流会
『見えない戦争』を見る
講師:新藤健一さん(共同通信社)
5/28(日)
15:00開場
15:30〜18:00
会場:四谷新生教会(日本キリスト教団)
東京都新宿区四谷1−14
(JR・営団地下鉄四谷駅 徒歩5分)
資料代:300円
サミットが近づいてきました。昨年末に閣議決定された普天間基地の
「キャンプシュワブ水域内名護市辺野古沿岸域」への移設問題は、沖
縄でのサミット開催の決定から加速して動いていきました。サミット
を「日米同盟」の戦略的重要性を示すよい機会とする米政府、そして
サミットの開催地として利益誘導をし、基地建設を強行しようとする
日本政府、両政府にとっての「平和」の矛盾を私たちは具体的に暴い
ていかなければなりません。
一坪反戦地主排除の陳情書が沖縄県議会で採択されたり、昨年7月
に再改悪された米軍用地特措法が発動されたり、真の「平和」を求め
ようとする市民運動側からは、極めて厳しい状況が続いています。私
たちは、キャンプシュワブをはじめとする沖縄米軍基地の戦略的意味
や基地機能の詳細について、丁寧に学習していきたいと考えています。
今後防衛庁を中心に行われる新しい基地の基本計画作業を、一つ一つ
論理的に崩していくという地道な取り組みが必要とされるからです。
この度、共同通信社の写真部次長・編集委員をしていらした新藤健
一さんを招いて、学習会をもつことになりました。新藤さんは、70
年代のはじめ、沖縄がベトナム戦争の後方支援基地とされている頃か
ら現在に至るまで何度も訪沖して軍事基地の取材を重ねていらっしゃ
います。また世界に広がる米軍基地について、豊富な取材を通して
「軍事基地」の本質に肉薄されています。カメラマンとして、貴重な
写真も撮り続けていらっしゃいます。名護に新しく米軍基地をつくる
意味や、そしてキャンプシュワブとはそもそもどのような基地なのか
などについて、新藤さんの写真取材の蓄積から学びたいと思います。
新藤健一さん
1943年生まれ。東京写真短期大学(現東京工芸大学)を卒業、
64年共同通信社に入社。陸・海・空から多角的に取材するカメラマ
ン。映像ジャーナリズムの限界と危険を暴いた先駆的名著「写真のワ
ナ」(84年、情報センター出版局)や、20年にわたって種々の制
限を超えて戦争準備の現実を調べ、写した「見えない戦争」(情報セ
ンター出版局)などの著書でも知られる。
主催・名護ヘリポート基地に反対する会
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
かながわ県民サポートセンター レターケースNo.405
TEL090-1544-9350(原)・03-3329-4578(野口)/FAX03-3707-5073(茂野)
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