仲田です。
友人の経営する創史社から伊波洋一さんの本が出版されます。
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【チラシ内容】
発行:創史社
151-0053 東京都渋谷区代々木1-17-9-2F
TEL,FAX:03-3377-2083
E-mail:Sousisha@aol.com
■直接購読の場合、送料、税負担します。
米軍基地を押しつけられて
□沖縄・少女暴行事件から
伊波洋一著 四六判 208ページ 定価1600円(税別)
少女レイプ事件から
1995年9月に起きた米兵3人による小学生レイプ事件は沖縄だけではなく、
全国に衝撃をもたらしました。犯行は計画的で、容疑者の一人は妻子ある兵隊
でした。
沖縄に集中する米軍基地
米軍施設の75%が沖縄にあります。演習をやることで騒音、墜落事故、山火
事、環境汚染も無視できません。安全保障のためといって日本に米軍がいると
しても、沖縄になぜ集中しているのでしょうか。
基地返還と代替ヘリ基地建設
96年に念願の普天間基地全面返還が日米で合意しました。しかし米国は代替
施設を要求。国外、県外移設ではなく県内・名護市辺野古沿岸へと基地を押し
つけようとしています。
訴えられる本土
沖縄戦での日本軍の住民虐殺。米国占領から72年に本土復帰しましたが、沖
縄ではほとんど基地は減っていません。特に、沖縄県民を無視して沖縄の米軍
基地を強制使用できるように法律を改悪したことは、沖縄への差別ではないで
しょうか。
基地のない沖縄を
本書は月刊誌『キャッチピース』(脱軍備ネットワーク・キャッチピース発
行)の連載「沖縄から」を中心として
います。テーマごとに編集し直し、最近の状況と問題点を整理したものと、沖
縄から本土への訴えを新規追加したも
のです。サミットで平和をアピールするだけではなく、沖縄の基地被害の実態
を世界に発信してほしいものです。基
地のない平和な沖縄へ向けて、沖縄からの訴えに耳を傾けて下さい。
1995-2000年表付き。
【もくじ】
まえがき
●沖縄に集中する米軍基地―基地被害を放置する国・本土
●一九九五―二〇〇〇沖縄レポート
米軍基地で女性に被害―少女レイプ事件がつきつけたもの
県民の土地奪う国・本土―軍用地強制使用と代理署名拒否
米軍基地問う県民投票実施―投票者の九〇%が基地「ノー」を表明
多発する米軍の事故・事件―環境汚染、墜落事故、山火事などで危険
米軍演習で県民を侵害―米軍部隊配備で実弾砲撃演習
「返還合意」された普天間基地―許されない名護海上ヘリポート基地
日米防衛協力と沖縄基地―新ガイドラインで戦争する国へ
知事交代そしてサミット―大田知事から稲嶺知事へ、県政一八〇度転換
●沖縄県民は本土に訴えること―基地のない平和な島をめざして
年表1995-2000.3(12ページ) あとがき
【著者紹介】伊波洋一(いは・よういち)
1952年生まれ。琉球大学物理学科卒業。労働運動を経て96年から県議会議員。
沖縄で反基地市民平和運動に関わり、国内外へ米軍基地問題を訴える。共著
に『これが米軍の「思いやり予算」だ!』(社会評論社、1997年)。
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仲田博康
nakada_h@jca.apc.org