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*- FACTIVE MES( 5):●分科会 政治 自治 情報公開
685 住民投票>名護市民投票無視裁判5/9に判決
686 住民投票>名護市民投票無視裁判5/9に判決
688 白保>新石垣空港反対決議、要請文
689 住民投票>市民投票裁判報告集会,場所変更
*- FACTIVE MES( 5):●分科会 政治 自治 情報公開
*685 CXQ04025 WAKAX
住民投票>名護市民投票無視裁判5/9に判決
( 5) 00/04/24 22:17 407へのコメント コメント数:2
市民投票の結果を無視した比嘉鉄也前名護市長を法廷にたたせることができ
ないまま、3月14日に結審してしまった名護市民投票裁判の判決がでます。
原告団では報告集会を準備しています。模擬裁判を企画しているそうです。
ペチャンコにはならないぞ、へしゃげないぞ、というたくましさを感じます。
キャストの面々は芸達者な顔ぶれです。これは必見。
この裁判の最終準備書面を19番会議室に登録してあります。#1748〜#1750で
す。長文ですが、この裁判についてのまとめとしてわかりやすいかと思います。
関心のある方はぜひ読んでみてください。
以下、名護市民投票裁判原告団から届いたお知らせです。転載大歓迎です。
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名護市民投票裁判・最終判決日!!
2年4ヶ月、全10回におよぶ裁判の判決がいよいよ出されます。
名護市民投票の結果を風化させることなく、その実質を問う日本で始めての
住民投票裁判に結集を!!
裁判終了後に、名護市民投票裁判の今までの経過内容と意義についての「模
擬裁判」をふくむ集会があります。
なお、当日は、バス(27名乗り)が出ます。
(出発は11時10分 名護高等予備校前)
●時:5月9日(火)1時10分〜
●所:那覇地方裁判所
名護市民投票・模擬裁判
名護市民投票とは何であったか、何を学習し、何をくらしの根幹にすえ、未
来に何をつなぐのか。それらを裁判の経過内容をふまえたかたちで演じます。
キャスト
原告側:真志喜トミ 他2名
被告側:輿石 正 他2名
裁判官:川野 純治 他2名
怒りとユーモア、そして唄とことば、迫真の演技でせまります。
●時:2時30分〜4時30分
●所:NTT会館でいごプラザ(予定)
名護市民投票裁判 原告団
〒905-0017 沖縄県名護市大中1-18-35
TEL:0980-51-1177 FAX:0980-51-1170
E-Mail:jinbun@cosmos.ne.jp
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WAKAX
*686 SDI00872 山崎 久隆
住民投票>名護市民投票無視裁判5/9に判決
( 5) 00/04/25 14:06 685へのコメント
原告側最終準備書面が19番会議室に登録されています。
nifty:FACTIVE/MES/19/1748
01748 WAKAX
名護市民投票無視裁判 最終準備書面(1)
|-01749 WAKAX
名護市民投票無視裁判 最終準備書面(2)
+-01750 WAKAX
名護市民投票無視裁判 最終準備書面(3)
平成一〇年(ワ)第八二号
準備書面(七)
原告 輿石 正
外 五〇三名
被告 名護市
同 比嘉鉄也
二〇〇〇年二月一日
那覇地方裁判所 御中
右原告ら訴訟代理人
弁護士 前田武行
同 池宮城紀夫
同 永吉盛元
同 三宅俊司
はじめに
一 本件訴訟は、一九九七年一二月二一日実施された「名護市における米軍
ヘリポート基地建設の是非を問う市民投票」にもとづいて実施された投票
のわずか三日後に投票結果に反して基地受け入れ容認発言を行った前名護
被告比嘉の責任を、被告比嘉及び、被告名護市に対してとうものであった。
二 しかし、その後、本件訴訟継続中の一九九九年一二月二八日、名護市長
岸本は、名護市長として新たに北部振興策と引換に米軍ヘリポート基地建
設を容認する旨発言した。
名護市民は市民投票において明らかに基地受け入れを拒否したのであり、
比嘉の行為は、明らかに住民投票の結果に反する行為であり、違法である。
三 従って、本件において判断されるべき、名護市による違法行為は、一九
九九年一二月二四日に行われた、前市長比嘉(発言当時市長)及び、一九
九九年一二月二八日におこなわれた市長岸本の発言行為の違法と名護市の
責任が判断されなければならない。
以下略
ということで、ご利用下さい。
YAMASAKI (SDI00872)
*688 CXQ04025 WAKAX
白保>新石垣空港反対決議、要請文
( 5) 00/04/26 22:54 674へのコメント
4/8の集会でいただいた、関係各団体の反対決議、要請文などを紹介します。
次の3つの文書です。
・新石垣空港カラ岳陸上案に反対する決議と声明文(白保ハーリー組合)
・新石垣空港建設予定地・カラ岳陸上案に反対する要請文
(沖縄−八重山−白保の海とくらしを守る会)
・私たちは新石垣空港建設「カラ岳陸上案」に反対します
(新石垣空港建設「カラ岳陸上案」に反対する地主の会)
山崎さんからOCRテキストをいただきました。ありがとうございました。
=====
新石垣空港カラ岳陸上案に反対する決議と声明文
私達白保ハーリー組合は、20年余にわたる新石垣空港建設問題について、大
きな関心をもって関わってまいりました。これまで白保海域に関係する白保海
上案や、カラ岳東海上案、カラ岳陸上案については、白保海域を中心に漁業を
営む者の生活権問題や、自然環境の破壊につながる一切の開発行為を許さない
方針の下、白保地区における新空港建設の反対の運動を展開してまいりました。
その間、 村をあげての白保地区における空港建設反対運動は、IUCNやWWFを
はじめ国内外の自然環境団体や研究者ならびに全国からの大きな支援を受け、
北半球で最古で最大の青サンゴをはじめ、白保を中心とした石垣島東海域の自
然環境を守り、闘い続けてまいりました。
白保海域を中心として漁業を営む者にとって、魚わく海は生活の場であると
共に、自然環境の遺産として、子々孫々まで受け継いで行かなければならない
歴史的にも貴重な財産であります。
去った2月14日に開催されました新石垣空港建設位置選定委員会において、
冨崎野案・宮良案・カラ岳東側案・カラ岳陸上案の4案から冨崎野案とカラ岳
陸上案の2案が選定されました。
今回のカラ岳陸上案の選定は、これまで20年余にわたり村を二分してきた悲
惨な歴史を繰り返し、ようやく平和を取り戻してきた白保住民を再度分裂させ
ようとする許せない行為であると共に、これまで白保の海や自然環境を守り続
けてきた我々に対する挑戦であり、地球的な環境保護運動に逆行する決定であ
ります。
私達白保ハーリー組合は、新石垣空港建設位置選定委員会が2案の内の一つ
に選定したカラ岳陸上案おける新空港建設問題について臨時総会を開催し、白
保のすべての海域における新空港建設や開発行為に対し、それを絶対に許さな
いとの反対決議致しました。
今後は、これまで白保の海を守るために支援してきました日本自然保護連合
やIUCN、WWFJを中心とした自然環境団体や、全国の皆さんと連携し、白保海域
における新空港建設の阻止運動や、白保地区での新空港建設計画が白紙になる
まで反対運動を展開することを声明いたします。
平成12年3月9日
白保ハーリー組合臨時総会
白保ハーリー組合
組合長 新里 昌俊
=====
新石垣空港建設予定地・カラ岳陸上案に反対する要請文
白保の海を守る運動は、クストー協会、IUCN(国際自然保護連合)、WWF(世界
自然保護協会)など世界の自然保護団体を初め、 日本自然保護連合、日本自然
保護協会、日本野鳥の会等の国内団体、さらに県内の多くの自然保護団体や市
民運動体が積極的に取り組み、国内外の世論を喚起し、国際的な運動として注
目を集めてきました。
過去二回のIUCN世界大会における白保サンゴ礁保全にかかる「日本政府への
勧告決議」、WWF日本委員会のサンゴ礁保全のための「サンゴ観察センターの
設置」等は、白保東海岸のサンゴ礁原が世界的にも貴重な人類の財産であるこ
とを立証したものであると受け止めて頂きたいと思います。そしてサンゴ礁保
全のために、周辺海域及び陸域をも含めた総合的な生態系としての保全が重要
であり、その対策が急務であります。
カラ岳陸上、海上共に白保サンゴ礁に多大な影響を与える一環した生態系に
あり、カラ岳周辺の自然環境の破壊は、「直接的に白保サンゴ礁へのダメージ
となり、存続の危機となるのは当然のことである」と学者、専門家は厳しく指
摘をしています。
従いまして、再び国際世論の批判を浴びることがないよう、石垣島の将来の
問題として、さらに貴重な人類の財産の保全の課題として、カラ岳陸上におけ
る新石垣空港の建設を再考し断念するよう強く要請いたします。
私たちは、平和と共生と自立の二十一世紀を創造するために、計り知れない
恩恵をもたらす多様な生物の聖域・白保サンゴ礁生態系を保全する立場から、
次の理由により「カラ岳陸上案」に強く反対します。
一、白保地区での新空港建設に反対している国際世論及び国内世論を尊重すべ
きである。
二、カラ岳陸上案の科学的アセスメントが行われてない。
三、赤土流出対策が科学的に実証されてない。
四、県比較表によれば、カラ岳陸上案だけが切土(五〇〇万立方M)と埋土量
(七五〇万立方M〉がアンバランスである。二五〇万立方Mの切土量は、お
よそ学校二十五個分である。この切土は新たな環境破壊を生む。切土の場
所を明らかにすべきである。
五、カラ岳を中心とした自然景観及び重要な水源地を破壊する。
六、カラ岳陸上案に反対する地権者の意志を尊重すべきである。
七、現空港跡地利用について、政府関係省庁の明確な回答を求めるべきである。
八、米軍機の緊急着陸は、将来、現空港を軍事基地に転用する危険性が高い。
沖縄県新石垣空港建設位置選定委員各位殿
二〇〇〇年二月十一日
沖縄−八重山−白保の海とくらしを守る会
代表 米盛 裕二
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私たちは新石垣空港建設「カラ岳陸上案」に反対します
新石垣空港建設「カラ岳陸上案」に反対する地主の会
沖縄県の新石垣空港建設位置選定委員会では、新空港建設の予定地として
「カラ岳陸上案」が有力な候補の一つになっているようですが、この予定地内
に農地を所有する私たちは、ここに、左記の反対の理由を添えて、「カラ岳陸
上案」に断固反対することを表明いたします。
反対の理由
一、私たちは沖縄県の基幹産業である農業を大事にし、これからもいっそう八
重山の農業の発展のために精励したいと思いますので、私たちの農地を農
業以外の用地のために譲渡することはできません。
一、カラ岳は白保の農業を支えている貴重な水源地であり、またカラ岳とその
周辺一帯の自然の景観は素晴らしいものです。それに、カラ岳は八重山民
謡にも唄われてきた八重山の由緒ある山の一つでもあります。ここに空港
が建設されますと、カラ岳は航空安全上の理由からいずれは全部削り取ら
れるでしょうし、そしてこの一帯の水資源と自然景観も全滅してしまうで
しょう。
一、白保公民館の新石垣空港建設阻止委員会は、新空港の海上案にも陸上案に
も反対してきましたが、私たちは白保の阻止委員会の立場を踏まえて、こ
れからも引き続き白保における新空港の建設に断固反対していく所存であ
ります。
一、白保の海は世界有数のサンゴの宝庫として世界の注目をあつめ、白保地区
に新空港を建設することに世界の自然保護団体が強く反対してきました。
そしてイギリスのエジンバラ公もわざわざ白保の海の視察にこられたこと
は周知の通りであります。また、現在わが国内外の自然保護団体の間で白
保の海を「世界の遺産」に指定するための動きもあると聞いています。私
たちは白保部落民として、このような白保の海を大変誇りに思っていまし
て、カラ岳陸上に空港が建設されますと、白保サンゴ礁生態系に回復不能
な影響を与えることは避けられないという強い危惧の念を抱いています。
沖縄県新石垣空港建設位置選定委員会殿
反対地主代表
大島 勇
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*689 CXQ04025 WAKAX
住民投票>市民投票裁判報告集会,場所変更
( 5) 00/04/27 22:59 685へのコメント
名護市民投票裁判の報告集会&模擬裁判の場所が変更になりました。もしも
転載してくださった方がいらっしゃいましたら、お手数かけますが追加情報を
流していただけると助かります。
名護市民投票裁判報告集会
日時:5月9日(火)2時30分〜4時30分
会場:教育福祉会館
那覇市古島119-1 TEL:098-885-9621
この教育福祉会館の場所ですが、那覇地裁からはちょっと離れていて、国道
330号線を3Km程北上したあたりになります。国道330号線と県道82号線の交差点
「古島(ふるじま)IC」と興南高校の間って感じです。
うーん、こんな情報でたどり着ける人は少ないですよね。
行ってみようかなと思う方は、判決言い渡しの1時10分前後に地裁前にいれば、
そこで誘導があるはずです。沖縄県内の沢山のグループにも声をかけているそ
うです。大勢の人がたむろしているはずなのですぐにわかると思います。心配
でしたら原告団(TEL:0980-51-1177)に問い合わせて地図をもらってください。
那覇地裁へは「那覇バスターミナル」から34番、35番、39番、40番、89番の
バスに乗り「那覇高校前」下車、そこから徒歩5分。那覇空港から那覇地裁まで
はタクシーで20分位です。タクシー料金は東京なんかに比べると格段に安いで
す。タクシー移動が一番現実的なのかも。
WAKAX