仲田です。
劣化ウラン研究会 第2回講演会の案内です。
ちらしより
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劣化ウラン 戦場で処分される核のゴミ
−劣化ウラン研究会 第2回講演会−
「劣化ウラン兵器と原子力発電」
「劣化ウランは産業用資材としては全く使い道のない放射性廃棄物(ゴミ)で
ある。原子力産業と軍需産業だけがこのような物質を弄んでいる。劣化ウラン
が溜まりつつある現状にストップをかけたいと切に思う」(山崎久隆)
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講師・山崎久隆さん([たんぽぽ舎」運営委員)
日時・2000年4月22日(土) 6:00p.m.〜9:00p.m.
場所・渋谷区立千駄ヶ谷区民会館
JR山手線/原宿駅下車 徒歩5分
資料代・700円
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イラク(湾岸戦争)、ボスニア、ユーゴで「通常兵器」として使われた劣化
ウラン弾は、沖縄やクウェート、プエルトリコなどの米軍基地でも訓練に使わ
れました。
日本政府は「米軍が安全な兵器と言っているから安全だと信じている」との
立場をとっています。
けれど、劣化ウランは、短期間に高い放射能を出す物質に変化する、人体と
環境にとって大変危険な放射性物質です。さらに、重金属毒も合わせ持ってい
ます。現実に、湾岸戦争後のイラクやクェートの人々、元米兵としてイラク攻
撃に参加したアメリカの人々に、白血病やガン、出産異常などの被害が多発し
ています。また、オーストラリアやカナダのウラン採掘地、アメリカの劣化ウ
ラン兵器製造工場周辺でも、すでに同様の被害が多数出ています。日本の劣化
ウランの廃棄場所になっている岡山県/人形峠でも同様です。
その危険な兵器について、日本政府は「国内での使用については、演習を含
め、使わせない」「しかし、米国が必要に応じて使用することは認める」と言
っています。米軍が艦船に搭載したり、基地に持ち込むことには、干渉しない
ということです。
劣化ウラン兵器は、原子力発電や核兵器に使われるウラニウムの廃棄物で作
られます。日本の原子力発電用ウラニウム濃縮の30%は米国で行われ、劣化
ウランは米国に残してきますから、日本もアメリカに劣化ウラン兵器の原料を
提供していることになります。
この数年で劣化ウラン兵器は、世界中に広まりました。どんな危険な兵器か
を実感するためにも、是非、講演会においで下さい。
主催 劣化ウラン研究会(DUCJ)
連絡先 田中:090−3557−6319
大本:070−5238−1153
劣化ウラン研究会は、劣化ウラン兵器を作らせない、持たせない、使わせない
ための諸活動に取り組む市民のグループです。
http://www.jca.apc.org/DUCJ/
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仲田博康
nakada_h@jca.apc.org