沖縄県議会の「一坪反戦地主など排除陳情」について、大分県内で
沖縄県議会に至急抗議と撤回要請をとの呼びかけを行いました。
数の把握をできたらと思い、県議会に送った文書を
ローカルNET大分・日出生台事務局にもファクスしてくださいと
付けておいたら、4団体、19個人から、抗議要請文が送られてきました。
以下、ローカルNET大分・日出生台からの抗議要請文と
他４件のみ抜粋。
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沖縄県議会事務局殿
私たちは、大分県日出生台で一昨年より強行されている米軍演習問題
をきっかけに、地域住民の人権、暮らしの安心、安全が保障される「民
衆の安全保障」の実現を求めて取り組んでいる大分県内を中心とする住
民、労働者、教員など約300の団体、個人のネットワークです。
先日３月30日の沖縄県議会において、 陳情書『県の外郭団体など、あ
らゆる県の機関から「一坪反戦地主など」を役員から排除すべき件』
を、陳情内容の事実確認、審査、論議を経ることなく、これを採択した
ことに、強く抗議をするとともに、この採択を撤回するよう求めます。
この陳情書にみられる「国のやることに反対する者は排除する」とい
う論理は、日本国憲法の理念と民主主義を根底から否定するものである
と言わざるをえません。思想・信条の自由は憲法によって保障されてい
るものであり、何人も特定の思想、信条によって差別や排除をされるこ
とがあってはならないはずです。ましてや県議会が、憲法に反する内容
の陳情を採択するなどは言語同断です。
陳情書では、一坪反戦地主の活動について「国の政策を妨害する為の
もの」としてこれを排除の理由にしています。しかし、もしこのような
主張が正当化されるのであれば、国の政策に異議を申し立てるあらゆる
行為は「国の政策を妨害する」行為と見なされ、今、全国で問題になっ
ているダムや産廃、原子力施設の建設に反対する人たちも、同様に排除
対象とされかねない危険性があるのではないでしょうか。
沖縄県議会でのこの陳情の採択は、これまで平和を求める不断の努力
を重ねてきた一坪反戦地主の名誉を汚し、侮辱するものであるととも
に、その意味あいは沖縄県だけの問題にとどまらず、日本の今後のの民
主主義の行方を左右しかねない看過できない大きな問題です。だからこ
そ、本土の私たちも、今回の沖縄県議会の判断には大きな憂慮を表明せ
ざるをえないのです。過ちを訂正するに遅すぎるということはありませ
ん。どうか、良識ある沖縄県議会として、今すぐ、この恥ずべき陳情採
択を撤回し、沖縄という日本の民主主義と平和を守るための努力を先頭
に立って続けてきた沖縄県の県民の代表たる沖縄県議会の名誉を一刻も
早く回復されんことを強く求めます。
米軍基地と日本をどうするローカルNET大分・日出生台
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沖縄県議会殿
去る３月30日、貴議会において議決された「陳情書」（有識者の会）の
内容には唖然としています。これほど非常識かつ低劣な陳情を議決した
貴議会は、天下に恥をさらしたことになります。これを撤回して議会の
名誉を回復されんことを。
大分県（以下住所省略） 松下竜一 草の根の会
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沖縄県議会殿
３月30日に沖縄県議会が「一坪反戦地主排除」陳情を採決されたこと
に、強い恐怖と不安を感じます。
沖縄県議会が、憲法で保障された国民の思想信条の自由を否定し、憲
法の破壊と戦前の軍国主義、あるいは全体主義の復活につながる陳情を
採択したことに抗議し、この採決が撤回されることを強く望みます。
沖縄のみならず、日本中で平和を切に願う人たち、思想信条の自由を
願う人たちが今回の沖縄県議会の行動をどのように見て感じているか、
それを知る時間のゆとりと、知ろうとする勇気と要求をお持ちくださる
ことを念願します。
平成12年4月1日 大分県 I. 信也
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沖縄県議会殿
「一坪反戦地主」を排除しようという陳情が沖縄県議会で採決されたと
聞いて、「まっさかー・・・。そんなこと議会で一笑されてもとおるな
んてことないでしょう」と耳を疑っていました。
大体、その陳情自体、誰が・・・どんな団体が・・・出すの？という気
持ちです。
「沖縄県政を糾す有識者の会」？
有識者の意味を思わず、辞典で調べなおしてしまいました。
-学問もあり、物事の本質を見通す、すぐれた判断力を持つ人-
そんな方々が、12歳の少女のあの勇気を忘れてしまったのでしょうか？
あの勇気を無にしてふたたび、沖縄の歴史、日本の歴史を後戻りさせる
つもりなのでしょうか？
私たち本土の人間もやっと沖縄の痛み、怒りを感じてきているのに沖縄
の県議会がこんな陳情をここで採択してしまうなんて普段、政治に対し
てののんき顔、「民主主義とは・・・」とか使ったことのない私でさ
え、言葉にして抗議せずにはいられないくらい危機感を抱いてしまいま
す。
どうぞ、すぐにこの採択を撤回してください！！
過ちを訂正することは恥ずかしいことではないと思います。
間違ったこの道をそのまま歩いていくと・・・
どんな先が待ってるか、よく考えてください。お願いします。
大分県 M.千津子
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沖縄県議会殿
昨日、採択されました陳情「あらゆる県の機関から「一坪反戦地主な
ど」を役員から排除すべき件」に対し、強く抗議いたします。この陳情
書が採択され、実際に現実のものとなったと想像しますと、沖縄県では
言論の自由や思想の自由、それに基づく行動の自由は奪われ、政府の意
図するままに、あらゆる苦渋を味わうことになるのではありませんか!?
将来の沖縄を方向づける重要な岐路に立つ今、貴議会において、このよ
うな決議がなされたことは大変不幸なことであり、日本の将来をも危惧
せざるをえない出来事です。
私は沖縄に友人があり、沖縄の自然、音楽、文化をこよなく愛する一
人として、この採決を悲しく受け止めています。沖縄を代表する議員の
皆様おひとりおひとり、今、一度深くお考えいただきたいと思います。
先日、沖縄を旅行しました際、何気なく目にした看板に「金に心を売
るな！」とありました。これまでの経済優先でおこなってきた国の政策
が行き詰まりを見せ、悪影響が表面化してきている今、私は、この言葉
は沖縄から全国へ発信してもよいとまで思いました。「目先の利益に心
まで売ってはいけない」本来、人が人としてあるべき、心の持ち様では
ないでしょうか。このコトバを町で見かけたにも関わらず、沖縄県議会
がその心を裏切ってはいけません。どうか今すぐ、この陳情の採択を撤
回し、今後正しい選択をされますよう、強く要請します。沖縄から発す
る平和への呼びかけが、やがて日本を世界を平和へと導くと信じてやみ
ません。
大分県 H.睦子
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浦田龍次 Ryuji Urata
〔e-mail〕 yufukiri@fat.coara.or.jp
地域の暮らしの「安心」と「安全」を奪い、
地域の自立経済の健全な成長を阻害する
米軍基地や演習は、
日出生台にも名護にも、どこにもいらない！
美しく穏やかなこの故郷（さと）を
守り、引き継いでいこう
未来の子どもたちへ
日出生台で２月に行われる米海兵隊実弾砲撃演習に抗議する
「日出生台ピースアクション2000」
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/localnet/lonets.html
米海兵隊は日本にいらない！アクションプロジェクト
（米紙意見広告を実現する会）
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/
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