土田@那覇です。
1)とても気になったので、県政記者クラブ(沖縄県庁)での
WWFJの記者会見にいってきました。
(一般市民は、私だけだったようです。)
WWFJお二人(石垣島からの小林氏と、WWFJ自然保護室
次長の花輪氏)による会見でした。
2)その会見で配布された、
「新石垣空港建設位置選定結果について」と題するプリント
を、私から、紹介するのも変です。
いずれ紹介されるだろう情報を待ちたいと思います。
3)しかし、私は、先に、
> WWFJ、条件付で陸上案「容認」(報道紹介)
という標題で紹介しました。
ところが、そのようなタイトルから印象づけられるような
WWFジャパンの態度表明ではありませんでしたので、そのこ
とをお伝えしたい意味で、少しご紹介しておきます。
4)「新石垣空港建設位置選定結果について」と題するプリントは、
「要約」「主旨」(A4版1枚)
「<別紙>『カラ岳陸上案』についての意見」(A4版1枚)
という構成になっています。
5)「要約」
「1. WWFJジャパンは、新石垣空港建設位置選定委員会第7回
全体会議において『カラ岳陸上案』が選定されたことを尊重し
ます。
2. しかし、全会一致の名の下に、賛成の表明を強要されること
に対しては、これを拒否します。少数の反対意見があったこと
を明記すべきです。」
(以上が「要約」全文です。)
6)「主旨」
1項から4項まであって、
1では、要約での「尊重」に関する説明。
2では、
「しかしながら、委員会において翻意を強く迫られたり、保留して
いるにも関わらず『全会一致』とされたことは、大変残念です。多
数決によって結論をまとめることは意志決定の基本ですが、少数の
反対意見に対して賛成の表明を強要することは、決して認めること
はできません。少数意見は尊重されるべきです。」
3では、「WWFジャパンは、国際自然保護団体として、沖縄のサン
ゴ礁を保全することを目的のひとつとして活動しています。」
「サンゴ礁に悪影響をおよぼすと考えられる地域への空港建設に
対し、これまでの意見をひるがえして賛成と言うことはでき
ません。」などなど。
4では、「『カラ岳陸上案』については、今後も環境保全の立場か
ら意見を述べていきたいと考えています。当面検討していただきた
いことを別紙に記します。」
としています。
7)別紙は、10項目からなっています。