From: "Aosaki Yurio" <ym9y-aosk@asahi-net.or.jp>
To: <aml@jca.apc.org>
Cc: <hinokimi@jca.apc.org>, <cne@jca.apc.org>,       "沖縄・基地 mailing list" <keystone@jca.ax.apc.org>
Subject: [keystone 2464] 「日の丸・君が代」の強制と闘う声明(神奈川)に賛同を!
Date: Wed, 15 Mar 2000 23:32:37 +0900
MIME-Version: 1.0
X-Priority: 3
X-MSMail-Priority: Normal
X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V4.72.2106.4
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 2464
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会の青崎百合雄です。

先日もお知らせしましたが、
「『日の丸・君が代』強制にSTOPを!2・27リレートークとデモ in YOKOHAMA」
は、
尋常でない「右翼」団体の妨害・暴行と、
それを排除せず私たちの発言を制止するだけの警察の対応により、
途中で中止せざるを得なくなりました。

この「言論封殺」という事態を受け、
主催者の「『日の丸・君が代』の法制化と強制に反対する神奈川の会」は、
以下の「『日の丸・君が代』の強制とこれからも断固闘う市民の声明」を発表しまし
た。

この声明に、多くの個人・団体からの賛同を募っています。
全国からの賛同をお待ちしています。
「日の丸・君が代」強制反対に取り組んでいる方や団体に限らず、お願いしていま
す。
電話・FAX・郵便で。
Eメールでも受け付けています。
ym9y-aosk@asahi-net.or.jp
まで。

また、4月8日(日)には、
  4・8は全国から神奈川へ
  「日の丸・君が代」の強制をSTOP!させよう
  市民集会とデモ
を行います。
場所は、横浜市従会館(JR/東横線桜木町駅7分)、
時間は、14:00から集会、15:30からデモです。

<声明ここから>

右翼の暴力なんかに負けないゾ!

「日 の 丸・君 が 代」 の 強 制 と こ れ か ら も 断 固 闘 う 市 民 の 声 明
−2.27ヨコハマ「リレートークとデモ」への右翼テロに抗議する!−

●全国各地で「日の丸・君が代」の強制反対を闘う仲間たち!
  様々な課題を果敢に闘っている仲間のみなさん!
  私たちにとって決して忘れられない日として、「2000年2月27日」を心に刻
んでほしい。
  この日、私たちは「『日の丸・君が代』の強制にSTOPを!リレートークとデモ
in YOKOHAMA」と銘打って、街頭での一日行動を計画した。法制化後初の卒
業式を前にして、一段と強制の強まる神奈川で市民の側から歯止めをかける運動を作
ろうと、市民による5分ずつのリレートークとデモを。しかし、その場に右翼が大挙
して(街宣車約20台、大型バス2台で百人以上の人数)押しかけてきて、私たちは
午後のリレートークとデモを断念せざるを得なかった。警備に当たった警察は、右翼
の暴力をほとんど放置・容認し、逆に正規の街宣許可を取っていた私たちの行動を
「右翼を刺激する」として制止した。右翼の襲撃に対応するため、私たちがJRの電
車の中まで盾を持った制服警官に守られて横浜駅まで護送されたという事実が、この
事態の異常さを表している。
  右翼の暴力テロによる言論封殺!  こんなことを許してはならない。
●法制化の過程で、政府は「強制しない」と繰り返して答弁した。しかし、学校現場
では有無も言わせぬ勢いで強制の嵐が吹き荒れている。横浜市教委は教職員一人一人
の反対意見の表明までチェックする「対応シート」を配り、神奈川県教委は各校での
反対・妨害行動まで調査し、報告を求めている。教職員に対する「職務命令」と「処
分」という権力的な脅かしによって達成しようとする100%。その中で、子どもた
ち・親・教職員一人一人の思想・良心の自由が侵害されていく。
  そして、学校の中での「強制」の状況は、今、どんどん社会に向けて広がってい
る。議会の中での多数決の横暴、地域を巻きこむ草の根右翼の台頭。2.27に登場
した右翼の「非国民」「それでも日本人か」などという言葉の数々は、大臣や多くの
議員、どこかの知事、また校長たちが様々な場面で口にする排外的な言葉と全く同質
である。互いの考え方を認めず、物ごとを一つの方向に束ねようとするやり方
−「日の丸・君が代」を強制することの本質がここに表れている。
  学校の中では「踏み絵」として使われ、外側では暴力で強制される「日の丸・君が
代」。ことは全て連鎖している。私たちの社会の中に右翼の登場とそれを容認する土
壌があり、その延長線上にもっと暴力的な右翼テロリズムの存在−例えば、昨年6
月の豊中の中学校長刺殺未遂事件のような−があるのだ。
●かつて右翼ファシストのテロに後押しされ、この国はものも言えない暗黒の監視社
会、国体至上国家、戦争遂行国家へ転落していった。今回の事態が再び暗黒社会への
マイルストーンになってしまうことはくいとめなければならない。
  みなさん!  私たち市民は、この右翼の市民社会への挑戦に黙っていてはいけな
い。このことは、神奈川の、そして全国の市民運動、労働運動、市民・労働者すべて
に問われているのだ。
  私たちは怯まない。不当な暴力に屈しない。学校の中で孤立し、抵抗する子どもた
ちや教職員、地域の中で様々な形で闘う仲間たち、点在する人々の個別の闘いをつな
ぐ私たちの連帯のネットワークで、この危険な社会の状況と対決しよう!

                      2000年3月8日
                      「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会

※この声明への、団体・個人での賛同をお願いしています。4月8日に第1次の集約
をしたいと考えております。
  「『日の丸・君が代』の法制化と強制に反対する神奈川の会」連絡先
  神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2県民センター9Fレターケース193天問連気付
  電話090-3909-9657  FAX042-742-8166

−−−−−−−−−−−−−   キ    リ    ト    リ −−−−−−−−−−−−

「『日の丸・君が代』の強制とこれからも断固闘う市民の声明」に賛同します

A.マスコミ・政党等への送付・要請のとき、団体名・個人名を公表してもかまいま
せん
B.マスコミ・政党等への送付・要請のとき、団体名・個人名を公表しないでくださ

(A・Bどちらかに〇を)
 

個人・団体名
─────────────────────────────────

住所・所在地
─────────────────────────────────

連絡先・方法
─────────────────────────────────

<声明ここまで>

=====================
 青崎百合雄(ym9y-aosk@asahi-net.or.jp)
=====================



 
  • 1998年     3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 1999年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 2000年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

  • キーストーンメーリングリスト 目次