「思いやり予算」違憲訴訟・東京のホームページに以下の資料を加えました。
http://www.jca.apc.org/~kaymaru/Omoiyari/Omoiyari.html
・被告・国 準備書面(一) 1999年10月19日
http://www.jca.apc.org/~kaymaru/Omoiyari/991019/hikoku1.html
・原告 準備書面 1999年12月13日
http://www.jca.apc.org/~kaymaru/Omoiyari/991213/jyunbi11.html
被告準備書面(10月19日付)では、原告の請求は「証拠調べの必要もなく、速
やかに棄却されるべきである」と述べるとともに、原告の提出した準備書面において
「原告らの主張に係る事実関係について、明らかな誤りがある」として反論を加えて
います。面白い。
原告準備書面(12月13日付)は被告準備書面に対する詳細な反論です。もっ
と、面白い。
さて、裁判の状況ですが、第8回口頭弁論以降、裁判長が交代しました。前回まで
の小池信行氏に比べて、吉戒修一氏はかなり積極的な訴訟指揮をする方のようで、傍
聴していても、飽きません。「事実関係を争いのない形にする」という姿勢を強く打
ち出し、第9回口頭弁論(12月14日)では、執拗に結審を求める被告・国側に対
し、詳細な反論を求めました。「時間がかかりすぎるから、やりたくない」と渋った
被告でしたが、結局2月末までに反論を出すことに(被告代理人の慌てぶりは見物だ
った)。被告準備書面(10月19日付)で中途半端な反論を試みたことが仇になっ
たのではと、人ごとながら同情してしまいます。被告が次にどんな反論をしてくる
か、楽しみ。東京訴訟はますます面白くなってきた。
名護への新基地建設(〜1兆円)、岩国の滑走路建設(10年で1000億円)、
西海町へのLCAC駐機場移転(100億円)、このまま政府のごり押しを許すなら、す
べてわれわれの払った税金から支出されます。
「思いやり予算」を含む在日米軍駐留経費の日本側負担は年間約7000億円。1
月5日に行われた日米防衛首脳会談で、コーエン長官は「米議会に米軍の日本駐留を
説得する材料としての高負担の維持を要請した」と伝えられています(『読売』1月
9日)。言い換えるなら、借金大国日本が在日米軍の駐留経費をこれほど鷹揚に負担
しなければ、米議会は米軍の日本駐留に納得しないことになります。つまり、「思い
やり予算」を絶つことは、米軍を、沖縄から、日本から追い出す有効な方法の一つだ
ということ。ご支援よろしくお願いいたします。
第10回口頭弁論は、3月21日(火)、午後1時から、東京地裁第713号法廷
で開かれます。
なお、ご報告が遅くなりましたが、「思いやり予算」違憲訴訟・東京のホームペー
ジは、
旧:
http://www.jca.ax.apc.org/peace-st/no-omoi-t/
から、
新:
http://www.jca.apc.org/~kaymaru/Omoiyari/Omoiyari.html
へ移しました。ブックマークの変更をお願いいたします。
これは、「市民平和訴訟の会・東京」の会解散に伴う措置です。
・旧[市民平和訴訟の会・東京]サイト
http://www.jca.apc.org/peace-st/index-j.html
・市民平和訴訟の会・東京 サイト
http://www2.sanmedia.or.jp/ks-m/peace-st/index-j.html
解散に関する情報は、
1999年2月16日の野村修身さんの投稿をご覧ください。
[aml 11136] 「市民平和訴訟の会・東京」解散
[pmn 6196] 「市民平和訴訟の会・東京」解散
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MARUYAMA K. kaymaru@jca.apc.org
2GO GREEN (JCA-NET)
http://www.jca.apc.org/~kaymaru/2GG_JCANET.html