仲田です
原発井戸端会議・神奈川ネットワーキングニュース『I*do!』140号からの
転載です。
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「日の丸・君が代」の強制をやめさせよう!(1)
「日の丸・君が代」の法制化と強制化に反対する神奈川の会
生川昭芳
Xデー(国旗・国歌法制化後行われる初の卒業式)にむけて、「日の丸・君が代」
強制の動きが急展開しています。
神奈川県教委は、'99年11月5日、県下の全県立学校長を集め、卒業式・入学式での
「国旗掲揚・国歌斉唱」徹底を指導するとともに、各校の状況調査を提出させていま
す。また各市町村立小学校における「君が代」指導の有無についても調査を始めまし
た。
横浜市教委は、'99年12月3日、「卒業式・入学式等における国旗・国歌に対する対
応シート」を市内全校の学校長に配布し、教職員の「日の丸・君が代」に対する言動
・発言までもチェック、記録しておけと指導しました。つまりこれは、教職員に対す
る思想調査であり、後の職務命令の発動と「処分」のための証拠づくりのようです。
もちろん彼らは、このような調査・指導が「日の丸・君が代」の強制につながるこ
ととは考えていないのでしょう。「日の丸掲揚・君が代斉唱」を指導、実施しない学
校・教職員は職務怠慢であり、子どもの学習を等しく保障するためには、そのような
学校・教職員を指導、「処分」していくことは教育行政として当然の責務としている
のです。
この間、私たちは、県教委・横浜市教委、県立校長会会長と交渉・話し合いをもっ
てきましたが、彼らは、国旗・国歌が何たるものか、それが教職員・子どもの「思想
・良心の自由」をなぜ侵害してゆくことになるのか、などについて考えなくてもよい
としているようです。県議会や国会の結論が「国民」の意思で、それを「権力」を後
ろ盾にして執務してゆくことが彼らの公共性であり、彼らの民主主義・正義なのです。
(つづきます)
*現在、県教委に対しては「強制STOP!」の署名活動、横浜市教委に対しては「対応シ
ートは回収しなさい」という抗議申し入れ行動を行っています。ぜひ皆さんも取り組
んでください。
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