堂本あき子ネットワーク
堂本あき子>奮戦記2/18 利便性と命の尊さ
日付 : 2001/02/18
堂本あき子ネットワークよりご提供頂いた情報です。
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2月18日
利便性と命の尊さ
午前10時。東京箱崎。全国交通事故遺族の会全国大会に出席。私が交通事故
に関心を持ったのは2人の幼い子供を一度に失った井上夫妻、大学を卒業した
ばかりの1人息子を亡くした鈴木さんが署名を集めているのをテレビで観たの
がきっかけです。自動車は私たちの日常生活に欠かせない交通手段。しかし、
犠牲を伴う便利さであっては許されないと思います。特に、2人の子供を同時
に失っても過失致死罪で量刑も5年以下、ということで遺族の方と刑法改正を
目指して法務大臣に署名簿を提出。警察庁や法務省と刑法や道路交通法の改正
について議論してきました。
「年間1万人前後の死亡事故が起きているのは大変なことです。犠牲者が1万
分の1人として軽く扱われてしまっているのではないでしょうか。」と私は今
日挨拶しました。果たしてこれは個人的な問題でしょうか。経済を、利便性
を、速さを、優先してきた国のありようと、無関係ではないと私は思います。
次の世紀は利便性と同時に、速さや便利さの犠牲としてのあらゆる交通事故を
なくす必要があります。
千葉県は交通事故数ワースト3位。なんとしても交通安全県に大急ぎで変え
なければならないと強く考えています。
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