元証人の体験談報告(要約)
不動産屋にだまされたとき、証人が近寄ってきました。それがきっかけで組織に入りました。
この組織は素晴らしい組織だと思っていました。脱会できたのは組織の仲間を見てい
るうちに中には「この人がクリスチャンか」と疑う人がいたからです。
良くない会衆でした。そこでは開拓者が権威を振るってました。
その開拓者は伝道者が導こうとしている人を後からつけて来て奪っていく人でした。
その人には憤慨をしました。
会衆に不信感を持っていた3年前。息子が中二のとき、息子は反発して集会に出なくなりました。
息子は輸血拒否カードを捨てました。「論じる」から話すと子どもになぐられました。
そのころ、証人でない人二人、元証人三人と会いました。そのとき、「証人は弱い人たちだ、
子供をだめにしてまで伝道している」と言われました。
私は中学のとき、証人と研究をしていた経験があります。輸血問題で揺れていたときで、人から
危険だと言われましたが、研究に応じました。
そのときは地元の会衆と連絡を取って研究をするように言われました。
そういうとりきめになっていると言われましたがなぜ自由に研究できないのか疑問に思いました。
どこかの応接室で宗教のパンフレットを渡され、聖書は何を読んでますかと尋ねられ、
「新共同訳です」と答えたところ、安心されました。
「ものみの塔」2003/3/15号に「ユダヤ人を切り離す」と題する研究記事が載ってました。
「洞察」などのものみの塔の出版物を読んでみると北のイスラエル部族の預言の記事はありません。
「日本人とユダヤ人の連合 世界が恐れる理由」(小石豊著
光文社刊)にはそれが書かれていました。 どこの教会でもいいわけではないと言われ、「エホバの証人の悲劇」を読みました。
輸血拒否の議論の中で論じられていない箇所があります。
ヨハネ6章52章から66章です。組織は逆にとらえているのです。そこで初めて、組織の教えは歪んでいる
と分かりました。
(元証人の子からの発言) 19年前、川崎の「大ちゃん」事件のころ、巡回大会に出ました。そのとき、
「大ちゃん」の親が出席してました。輸血を拒否して死亡させているのになんで出るんだろうと疑問に思いました。
ヨハネ6章52,53節では組織は解釈を180度逆転させました。キリストの死を侮辱
しています。 「聖書は輸血を拒否していない」の本だけが残っています。
旧約聖書ではユダ、イスラエルの部族が集められています。
預言にはそういう箇所があるのです。 母には肩をもんだときに話を聞いてもらいました。そうでないと話を聞いて
くれないのでした。 預言は成就しているか尋ねてみました。
「エホバの証人の悲劇」を読みました。教義の間違いを巻末のリストにあった大野教会なら教えてもらえると思い、同教会を訪ねたのでした。