政府の人権擁護推進審議会は、さる7月29日に諮問第1号「人権尊重の理念に関する国民相互の理解を深めるための教育及び啓発に関する施策の総合的な推進に関する基本的事項について(答申)」を法務大臣、文部大臣、総務庁長官に提出し、その後休憩に入っていましたが、いよいよ9月17日から諮問第2号(法務大臣からの諮問事項「人権が侵害された場合における被害者の救済に関する施策の充実に関する基本的事項について」)についての審議が開始されます。
先の諮問第1号の審議状況やパブリック・コメント実施を見ていると、第2号の審議についても、よりいっそうのウォッチングが必要となりそうです。
今後の審議会日程など
● 9月以降の審議会スケジュール
○第30回 平成11年9月17日(金)
救済審議開始,検討準備委員会報告,行政説明,審議の方向性・射程等につき自由討議
○第31回 平成11年9月28日(火) (予備日)
国内ADRに関するブレゼンテーション,自由討議
○第32回 平成11年10月15日(金)
諸外国の国内人権機構に関するブレゼンテーション,自由討議
● 海外調査の予定
・ 1999(平成11)年10月下旬から11月上旬にかけて,海外調査を行う。
(平成11年10月26日(火)(予備日),平成11年11月9日(火)については,審議会を開催しない。)
海外調査(案)
1.北米斑
訪問国 米国及びカナダ
訪問先
米国::連邦司法省公民権局,同省コミュニティ・リレーションズ・サービス、連邦雇用機会均等委員会,NGO等
カナダ::連邦人権委員会,・連邦人権審判所, NGO等
訪問時期 10月20日ころから10日間程度
2・欧州班.
訪問国 英国及びスウェーデン
訪間先
英国:人種平等委員会, 機会均等委員会, NGO等
スウェーデン:機会均等・人種差別・プレスの各オンブズマン、 NGO等
訪問時期 10月26日ころから11日間程度
● その後の予定
第33回 平成11年11月19日(金)(予備日)
(予備)平成11年12月7日(火)(予備日)
第34回 平成11年12月14日(火)
(予備)平成12年1月11日(火)(予備日)
第35回 平成12年ユ月18日(火)
第36回 平成12年2月1日(火)(予備日)
第37回 平成12牢2月22日(火)
(予備)平成12年3月7日(火)(予備日)
第38回 平成12年3月17日(金)
*上記のうち,「(予備日)」とは,従前予備日として通知されていたものを示す。