◎ 新刊案内 ◎
ドメスティック・バイオレンスと裁判―日米の実践―
2001年3月30日発刊 定価:1、500円(現代人文社)

さきに『国内人権機関の国際比較』を刊行したNMP研究会(国内人権システム国際比較プロジェクト)の大西祥世研究員が中心となって実施したアメリカDV統合法廷に関する調査研究と、本年1月に東京で開催した「DVの司法的救済・日米フォーラム」の成果を取りまとめたもの。現代人文社刊、1,500円。好評発売中!
<もくじ>
序文
 事例報告/サラの場合
 本書の構成

第1部 立ち遅れた司法的救済―日本の場合
第1章 日本の現状―実務家の立場から
 1 報告1 加害者が逃げるとき  林紀子
 2 報告2 加害者と別れるとき  海老原夕美
 資料/日弁連両性の平等に関する委員会DV防止法案(2001.3.30)
第2章 立法化の動き
 1 報告3 自由人権協会案 市毛由美子
 資料/自由人権協会会DV防止法案(2000.8.2)
 2 参議院共生社会に関する調査会の活動
 資料/参議院共生社会に関する調査会女性に対する暴力に関するプロジェクトチーム・配偶者からの
暴力の防止及び被害者の保護に関する法律案骨子案(2001.1.31)

第2部 DVへの法的対応の進展―ワシントンD.C.の場合
第3章 司法制度の改善
 報告 ステファン・G・ミリケン
第4章 NGOとの協働
 報告 デボラ・エプスタイン

第3部  現地レポート/ワシントンD.C.DV法廷の実践と課題
第5章  DV法廷の試み
 1 DV法廷
 2 DV法廷の成果及び問題点
第6章  関連機関の連携
 1 DV法廷関連機関(民事)
 2 DV法廷関連機関(刑事)
 3 DV被害者支援のNGO
 4 DV法廷の今後の課題

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