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国連人権高等弁務官が子どもの権利条約追加議定書の批准の遅れを指摘
(2001.5.25付けプレスリリース)


 2001年5月25日午後、子どもの権利委員会において、メアリーロビンソン国連人権高等弁務官は、子どもの権利条約の二つの追加議定書の批准が遅れていると述べて、子どもの権利条約の締約国による両議定書の批准を奨励した。
 今日までに、「武力紛争への子どもの関与に関する子どもの権利条約の選択議定書」は、79カ国が署名し、4カ国が批准している。また「子どもの売買、子ども売買春および子どもポルノグラフィに関する子どもの権利条約の選択議定書」は、72カ国が署名し、3カ国が批准している。
 なお、ロビンソンは、子どもの権利委員会とのやりとりの中で、子どもの問題については権利に基づいた活動がとりわけ奨励されるとした。そのほかにも、ロビンソンは、HIV/AIDSの文脈における子どもを含む人権の保護や、反人種主義世界会議に子どもの権利を含めることの重要性について指摘した。


*詳細は以下のプレス・リリース(HR/CRC/01/29)を参照。
http://www.unhchr.ch/huricane/huricane.nsf/view01/
0134EA6AEE7B00E9C1256A5B0052EF08?opendocument


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