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グローバル・コンパクト ニュースレター2001年6月号


グローバル・コンパクトのウェブ・サイト上に、定期的にニュースレターが発信されることになった。第1回目のニュースレター(2001年6月号)の内容を簡単に紹介する。


ニュース・サマリー

1. インド系企業20社がグローバル・コンパクトに参加
 昨年の12月以降、20ものインド系企業がグローバル・コンパクトに参加している。それら企業の優先課題として、企業が実施している社会プロジェクトに関するデータ―を集積することと、国連との連携を強化することが挙げられる。グローバル・コンパクト運営委員会(Compact steering committee)を設置することに成功したインドの例は、すでに他国においてモデルとして用いられている。

2.第1回年次政策対話(First Annual Policy Dialogue)
 「紛争中の国家において、企業はその責任をいかに果たすことができるのか。」「企業は、どのようして弊風を絶ち、透明性を高め、平和を促進するのに共に活動できるのか。」
3月21と22日にニューヨークで開かれた第1回政策対話会期(Global Compact*s first Policy Dialogue session)では、こうした問題について各界の60余りの代表者達が討議した。

3. グローバル・コンパクトを本当にグローバルなものとするための世界の実行
 スカンジナビアやアフリカ等、世界中でグローバル・コンパクトに関する種々の実行が積み重ねられている。加えて、グローバル・コンパクト事務所が、メルボルンをグローバル・コンパクト・シティーにすることを検討しているなど、グローバル・コンパクトの実体が少しずつ結晶化し始めている

4.StatoilとVolobのイニシアティブ
 StatoilやVolvoが、グローバル・コンパクトや反人種主義世界会議(ダーバン2001)との関連で、積極的にイニシアティブを発揮している。

5.ラーニング・フォーラム(教訓を得る場)
 今年の10月から、ラーニング・フォーラムに提出されたグローバル・コンパクトに関する企業の実行が、グローバル・コンパクトのウェブ・サイト上に掲載される。




*ニュースレター(英文)は以下から入手可能です。
http://www.unglobalcompact.org/gc/unweb.nsf/content/newsletter.htm
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