世界の大手企業などで組織する民間団体、世界経済フォーラム（本部ジュネーブ）は、恒例の年次総会を1月31日から２月４日まで開催した。今年は米同時テロ後の世界再構築への取り組みを強調する狙いで、開催地をニューヨークに変更（これまではスイスのダボスで開催されたことから、この年次総会はダボス会議ともいわれる。2003年以降は再びダボスで開催される予定）。「脆弱な時代の指導力・分かち合う未来ビジョン」を主題に経済停滞の克服や、世界景気の行方やイスラム教との協調のあり方などが討論された。
　最終日には、アナン国連事務総長がグローバル・コンパクト（グローバル・コンパクトについては人権フォーラム21のホームページを参照）に言及しながら、スピーチを行った。このスピーチの内容については、以下の国連プレスリリースを参照。

http://www.un.org/News/Press/docs/2002/SGSM8115.doc.htm

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