内容要旨:「天皇・在位10年・奉祝」の意味を問う 11.11集会
     「天皇・在位10年・奉祝」いらない 11.12デモ行進

 元記事:「在位10年」?! 11.11集会、11.12デモ(長長野駅前)
 投稿者:QZT04130@nifty.ne.jp
 投稿日:1999.11.02 Tue

 浅川@長野から、集会・デモの案内です。
−−−−−−−−以下、ビラから−−−−−−−−  来る11月12日に、「天皇在位10年」の「記念式典」を行うと、小渕内閣は「閣議決 定」しました。この「閣議決定」は、「天皇在位10年」を「国民こぞってこれを祝う」 ものとしています。また、「各省庁においては、式典当日国旗を掲揚するとともに、各 公署、学校、会社、その他一般においても国旗を掲揚するよう協力方を要望する」とも しています。しかし、私/私たちが「天皇」の「在位」をなぜ「祝」わなければならな いのでしょうか。なぜ、「国旗を掲揚する」ことを「要望」されなければならないので しょうか。  8月に閉会した国会では、「日の丸・君が代」の「法制化」がなされました。その経 過で、政府は「君が代」の「君」は「天皇」であることを言明しました。また、「日の 丸」は、「天皇」に対して振られることはあっても、「天皇」自身は決して自らが振る ことのない旗であり、「天皇」を賛美するための旗です。このような「日の丸・君が 代」の強制は、「天皇」賛美の強要でもあります。  政府は、「日の丸・君が代」を「強制」するものではない、としていますが、たとえ ば岐阜県知事の「『日の丸・君が代』を尊重しない人は『日本人国籍』を『返上』」す べきだ、という発言をはじめとして、権力をもった者たちによる「日の丸・君が代」の 強制圧力はこれまで以上に強まろうととしています。そこでは、本来が異なる存在であ るはずの個々人を、「日の丸・君が代」「天皇賛美」を通じて偽りの同一性に押し込め ようとしています。  折しも、同じ国会では戦争への参加を準備する「周辺事態法」などの「日米新ガイド ライン関連法」や、警察権力が基本的人権をないがしろにして人々の監視・管理を行う 「盗聴法」などの「組織的犯罪対策法」、「住民」を国家が一元管理・監視しようとす る「住民基本台帳法改定」などが、一部政党の「駆け引き」によって「成立」しまし た。  そのような中で、今、「天皇」の「在位10年」を「国家」の行事として「祝」おうと する意味はどこにあるのかを、あらためて問うために、集会とデモ行進を行います。み なさんの参加を呼びかけます。 ****「天皇・在位10年・奉祝」の意味を問う 11.11集会**** ・日時   11月11日(木) 夜7:00〜9:00 ・会場   長野市勤労者女性会館 「しなのき」        (長野駅から約1.5km、電話026-237-8300) ・基調講演 西川 重則 ****「天皇・在位10年・奉祝」いらない 11.12デモ行進**** ・日時   11月12日(金) 昼12:00〜1:00 ・出発/解散場所 長野駅前(善光寺口側) (集会・デモとも) ・主催者:「日の丸・君ヶ代・元号」は いらない!! 長野県連絡会 ・連絡先:浅川清実 (電話/FAX 026-278-1708) −−−−−−−−以上、ビラより−−−−−−−−