被ばく労働者に安全と権利を!
11.9「被ばく労働を考えるネットワーク」設立集会
プログラム(予定)
●…3.11震災から1年半を過ぎましたが、福島第一原発では高線量下での収束作業が続けられています。偽装請負や給与からのピンハネ、違法な天引きなど、従来から指摘されていた雇用関係の問題も大きく報道されています。新たな被ばく労働である除染事業でも、従来同様の労働問題が持ち込まれています。また、下水処理場、清掃工場、港湾、運送、鉄道など各地の労働現場で起こっている放射能問題も、問題は先送りされ不安は解消されていません。
●…これまで、それぞれの運動現場で直面した問題への取り組みは行われてきましたが、それは個別の取り組みにとどまっており、収束作業を含む原発労働についてはほとんど取り組めていないのが現実です。今こそ、福島の労働者と連帯を深めるとともに、労働者の命と安全を守るための広範な運動が求められています。
●…昨年10月、被ばくに関係する労働問題の情報を共有し、検討し、共同で取り組む連絡組織として「被ばく労働を考えるネットワーク準備会」が有志により立ち上げられました。1年間のさまざまな取り組みを経て、正式に「被ばく労働を考えるネットワーク」を設立して本格的な活動を開始します。
●…この問題に関心を寄せられる多くの方に、参加を呼びかけます。
【主催】被ばく労働を考えるネットワーク(準)