西松建設訴訟 一審敗訴 二審逆転勝訴
いよいよ3.16最高裁弁論
3月16日(金)13:30〜 最高裁第二小法廷
最高裁の広島高裁判決の見直しを断じて許してはならない!
中国人強制連行受難者の被害は西松建設の安全配慮義務違反によると断罪し賠償を命じた、中国人強制連行・西松建設訴訟広島高裁判決に対し、最高裁第二小法廷は来る3月16日に弁論を開くことを決定しました(西松建設の上告受理申立てのうち請求権に関する部分のみを受理)。
最高裁が、中国人に請求権はないとして、広島高裁判決を覆すとすれば、戦後補償運動全体にとってもその影響は計り知れません。
西松訴訟・最高裁闘争への決意を固め、国家と企業のもたれあいを、戦後62年を経て、司法が追認するような事態を許さないために、広範な世論喚起への意思統一をはかるべく、3月3日午後、集会を開きました。
★ 中国人強制連行・西松建設裁判とは:西松組(現・西松建設)は1944年7月、300名の割当を60名も上回る中国人を広島県・安野発電所へ強制連行。酷使虐待し29名が死亡した。西松建設との補償交渉が決裂し、1998年1月に原告5名が提訴。2002年7月広島地裁敗訴、2004年7月9日広島高裁で逆転勝訴。その後も西松建設は、強制労働の事実はないと強弁し続けている。★
西松訴訟 対最高裁闘争・東京決起集会
3月3日(土)14:00〜 全水道会館4階
共 催:中国人強制連行を考える会、中国人強制連行・西松建設裁判を支援する会
後 援:戦後補償問題を考える弁護士連絡協議会、戦後補償ネットワーク
強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク
<発言>
中国人強制連行を考える会/田中宏さん
中国人強制連行・西松建設裁判を支援する会/川原洋子さん
西松訴訟弁護団/足立修一弁護士、
中国人強制連行・福岡訴訟弁護団/松岡肇弁護士
中国人強制連行・東京訴訟弁護団/高橋融弁護士
戦後補償ネットワーク/有光健さん
強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク/持橋多聞さん
七尾強制連行訴訟支援会/角三外広さん
大阪中国人強制連行受難者追悼実行委員会/桜井秀一さん
長崎の中国人強制連行裁判を支援する会/新海智広さん
中国人元「慰安婦」訴訟弁護団/大森典子弁護士
731細菌戦訴訟弁護団/一ノ瀬敬一郎弁護士
花岡弁護団/清井礼二弁護士
事態を憂慮し緊急に集まった3・3集会参加者一同で緊急声明
3・16の行動提起
午後1:30から最高裁第2小法廷にて傍聴 但し 傍聴券抽選があるので12:30最高裁南門前に集合
弁論終了後(午後2時30分めど) 文化会館第1会議室 において報告集会