「緊急声明」 本日のダイバーの殺人未遂ともいえる暴力に対する抗議声明を、ヘリ基 地反対協・平和市民連絡会が出しました。各方面に転載してください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 那覇防衛施設局は、2007年4月から新基地建設のための環境現況調査 を開始した。2014年完成の方針のもと、アセス法によらない違法な事前 調査である。
政府は5月18日(金)、19日(土)、20日(日)に自衛隊をも投入し、未明 から調査機器設置作業を強権的に実施し、6月9日(土)、10日(日)にも継 続した。それ以降、未設置の機器設置作業とそのメンテナンス、さらに 珊瑚のライン調査作業が継続された。私たちは非暴力による新基地建設 阻止、違法な事前調査阻止行動を進めている。 本日、7月21日(土)12時すぎ、辺野古の海で作業を止める行動の中、 いであ(株)の作業員が海中で平良夏芽さんの空気ボンベのバルブを閉め たため、窒息状態となり急浮上した。ボンベ内の空気は200(20MPs・メ ガパスカル)中50(5MPs)しか消費されておらず、明らかにバルブを故意 に閉めた結果である。これは人命軽視の暴力行為であり許されるもので はない。 那覇防衛施設局は前回と違い、今回は現場に責任者を置かず、業者の 暴力行為を放置して来た中での、今日の人命軽視の暴力行為である。 私たちは今回の窒息状態を引き起こした重大な暴力行為に対し、いで あ(株)と那覇防衛施設局に対し、厳重に抗議し、謝罪を要求する。
2007年7月21日 ヘリ基地反対協・平和市民連絡会
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