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名古屋の「くるな給油機 2・23大行進」に反安保実から次の声明を送った。 ■今年もやります。小牧基地2/3周 7キロ行進 くるな給油機 2・23大行進 私たちの空を勝手に戦争につかわないで ■2008年2月23日(土) 集合:午前10時30分 ■豊山町神明公園(航空館boon)集合 ●出発:午前11時 ●三菱重工申し入れ:11時半ごろ> ●ひたすら行進 ●ミニ集会:午後1時 〜1時30分 (エアーフロントオアシス=名古屋空港南側の公園にて) ●小牧基地申し入れ:2時半ごろ(解散:終了後) (声明) 小牧基地への空中給油機の導入反対 航空自衛隊は占領への加担を止め、イラク・クウェートからの撤退を 新しい反安保行動をつくる実行委員会11期 東京都千代田区三崎町3−1−18 近江ビル4階 TEL 03-5275-5989 FAX 03-3234-4118 空自小牧基地は、自衛隊のイラク占領支援作戦の出撃基地として使われています。小牧から飛び立った空自の輸送機は、クウェートの基地をベースにしてイラク民衆を殺し続ける米軍の兵員や軍需物資を輸送しています。それは決してイラクの人びとのための「人道的復興支援」活動ではありません。私たちは、こうした侵略戦争に加担する小牧からのイラク派兵の即時中止を求めます。 その上に、防衛省はこの2月末にも国内で初めて航空自衛隊小牧基地にKC767空中給油機を配備するとのことです。1機220億円と言われるKC767の輸入業務を担当しているのは貿易商社の伊藤忠ですが、伊藤忠は守屋武昌・前防衛事務次官への接待ゴルフを3年間に11回も繰り返していたことが明らかになりました。まさしく防衛官僚と軍事商社との癒着・汚職関係の象徴とも言えるのがこのKC767空中給油機なのです。そして今回の空中給油機の配備は、航空自衛隊の海外派兵能力を飛躍的に高め、中継地点での補給なしでインド洋から中東にいたる広大な地域に兵員を迅速に送ることを可能にするものです。 いま政府・与党は自衛隊の海外派兵を恒久化し、アメリカの「対テロ」先制攻撃戦争に自衛隊をいつでも参加可能にさせる「基本法」の制定を準備しています。この海外派兵恒久法の枠組みに関しては、民主党もまた基本的に同意しています。海外派兵恒久法は、政府が違憲としてきた「集団的自衛権」の行使を認め、実質的に憲法9条の改悪を実現してしまうものであることは言うまでもありません。 私たちは、空中給油機の小牧配備が、事実上、この海外派兵の恒久化法案の先取りであると考えています。 アフガニスタン、イラクで米国が行っている「対テロ」戦争が、多くの住民の殺害と難民化、人権破壊、窮乏と飢餓をもたらし、完全に破綻してしまったことについては、詳しく述べるまでもありません。小牧からのイラク派兵、空中給油機の配備、「米軍再編」、そして派兵恒久法の制定は、アメリカの侵略戦争に日本政府があくまでも追随しようとする姿勢の現れです。 沖縄での米兵による少女への性暴力、そして最新鋭イージス艦「あたご」が漁船を沈めた事件は、軍隊は私たちの安全や生命を守るものではないことを教えています。 イラク派兵を中止し、航空自衛隊はただちにイラク・クウェートから撤退を! 空中給油機KC767の小牧配備をやめろ! 「米軍再編」計画撤回、海外派兵恒久法をつくるな! 2008年2月23日 …………………………………………………………………………………………………………………… |