外務大臣 町村信孝殿
2005年4月6日
辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会
連絡先:090−310−4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
または03−5275−5989(市民のひろば)
申 入 書
私たち表記実行委員会は沖縄県名護市・辺野古への米軍新基地建設に反対している30団体の連合体です。昨年9月以降、防衛施設庁と環境省に対して辺野古新基地建設反対を申し入れてきました。環境省は、ボーリング調査は「慎重に検討し作業を行われたい」と防衛施設庁に助言したものの、防衛施設庁は「建設まであと9.5年かかる」ことを明らかにしただけで建設反対の意見は無視しています。
日本国のアメリカ合衆国への窓口として、貴省の発言には常に重大な関心を私たちは持っております。ここに米軍新基地建設に関して以下の申し入れをしますので、回答をお願いします。
一、町村外務大臣は国会と報道を通して、普天間基地の移設先について「辺野古以外の選択」がありうると表明した。具体的にはどのような選択なのか?
二、米国への移設先代替案について、その提示作業は進んでいるのか? いつ提示できるのか?
三、町村外務大臣は沖縄米軍の海兵隊削減によって、沖縄の基地負担軽減を図る発言をしている。目に見える形での負担軽減がこれによって実現できるのか?
四、沖縄では米軍基地重圧下にある。基地負担軽減のために具体的にできることは何か、明らかにされたい。
五、辺野古への新基地建設は沖縄県民と名護市民をさらに新たな基地重圧の下におくことになる。新基地建設は撤回すべきである。
(以上、作成:「沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック」のYさん)
イラクからの自衛隊撤退と沖縄の米軍基地撤去を求める実行委員会(反安保実IX)
東京都千代田区三崎町3-1-18 市民のひろば気付
TEL:03-5275-5989/FAX:03-3234-4118
メール:hananpojitsu@jca.apc.org
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