核持ち込み密約に関して、自民党の河野太郎衆議院外務委員長が動き出した。
7月10日に実名証言した村田良平元外務事務次官から京都市内で聞き取り調査をし、
「村田氏の証言から密約はあったと判断した」と断言。
「外務委員会では今後、『密約はない』との答弁の繰り返しは認めない」と述べ、
政府側に密約の存在を認め、密約を否定してきた答弁の撤回を求める意向を示した。
この報道は、琉球新報では7月11日に一面トップ記事だが、
東京新聞では7月14日に2面にべた記事。他の全国紙はどうだろう。
NHKのニュースなどでも報道されていないようだが‥。
(琉球新報7月11日第1面トップ)
核密約否定の撤回要求 外務委員長が意向 元次官聞き取り「存在と判断」
(琉球新報7月11日第7面)
政府、対応に苦慮 核持ち込み密約 撤回に与党抵抗も
(東京新聞7月14日朝刊2面)
核密約問題 答弁変えねば審議ストップ 衆議院外務委員長
河野氏は、「委員長が代われば昔の答弁でいいよ、とならぬよう委員会で答弁の修正要求を決議したい」と述べた。
「グアム移転協定」の審議においても、いい加減な答弁に終始する防衛省官僚に対して、審議を止めて議長席に呼びつけてきっちりと答弁するように促したり、衆議院本会議への「グアム移転協定」可決報告においても、野党が追及して明らかになった同協定の片務性をきっちり述べるなど、河野外務委員長に好感を覚えたが、今回も歴史的な国民騙しである密約を明らかにしようとしているようだ。
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