(一言)産経新聞でも赤旗でも「きわめて異例」(海事幹部談)の出港を報道した。
国民に知らせずに海上自衛隊が出港したことを黙って認めてはいけない。
○環境事前調査 海自艦艇が支援 沖縄・辺野古沖
5月12日8時1分配信 産経新聞
沖縄県の在日米軍普天間基地の移転先となるキャンプシュワブ沖(辺野古沖)で実施されている環境事前調査の支援などのため、海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」(基準排水量5600トン)が11日午前、神奈川県の横須賀基地を出港し沖縄方面へ向かった。
海自によると、「ぶんご」には調査関連機材とともに潜水要員や作業員らが乗り組んでいる。調査機材の海底設置作業などを支援する方向で、環境事前調査を行っている防衛施設庁と最終的な調整を進めているという。
海自幹部は、海自艦艇や隊員が環境調査を支援することは「きわめて異例」としている。
久間章生防衛相は11日に開かれた衆議院テロ防止・イラク支援特別委員会で「自衛隊も国の機関であり官庁間協力など法律的にはいろいろな場合があるが(海自艦艇の調査協力は)ありうること」との立場を示した。 沖縄では事前調査への反対運動が続いている。沖縄県警や海上保安庁が辺野古沖での調査活動の警備、警戒に当たり、海自は支援活動以外には従事しないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070512-00000016-san-pol
○沖縄新基地の調査向け出港
2007年5月12日(土)「しんぶん赤旗」
横須賀の海自艦船
米軍新基地建設の予定海域(名護市辺野古)での現況調査に関連して海上自衛隊の艦船が十一日午前に神奈川県の横須賀基地から沖縄近海へ向けて出港したことが分かりました。本紙の取材に防衛省が認めました。
同省は、掃海母艦「ぶんご」が沖縄に向かったとの情報の確認を求めたところ「本日出港した。しかし艦船の動きや部隊の運用については公表できない」(内局広報課)としています。
現況調査は、海流やジュゴン、サンゴ礁の生態を把握するとして音波探知機やビデオカメラを予定海域に設置、夜間にはライトも使用、二十四時間体制で実施します。
那覇防衛施設局は沖縄県に対し、新基地建設事業の「事前調査」と説明しています。
しかし新基地建設に反対する市民団体や環境保護団体などは「環境影響評価法(アセス法)」にもとづく調査手続きやアセス方法書の公告・縦覧、住民や知事の意見を求めるアセス法に違反する「脱法行為」、「音波やライトがジュゴンに悪影響を与え、ジュゴン保護に逆行する」と強く反対しています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-12/2007051215_01_0.html
以上
新しい反安保行動をつくる実行委員会第11期(反安保実XI)
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