【メディア情報】 琉球新報(01月05日〜01月07日)
   米軍 早朝に射撃訓練 キャンプ・シュワブ  集落、爆発音響く、名護市が抗議
   福地ダムに塗料弾 1500発、米軍訓練用か 
   
F15、10機が未明離陸 嘉手納基地(2日連続、95.4デシベル)
     


(一言)
 年明け早々、沖縄では基地被害が頻繁に起っている。
キャンプシュワブでの射撃訓練、福地ダムに塗料弾、嘉手納基地で未明のF15離陸(2日連続、95.4デシベル)などである。
米軍再編で沖縄県に基地を恒久的に押しつけようとしているにもかかわらず、米軍は全く配慮できないようである。

○琉球新報(01月05日 夕)
米軍 早朝に射撃訓練 キャンプ・シュワブ
集落、爆発音響く  住民苦情、名護市が抗議
  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20203-storytopic-3.html
【名護】5日午前5時半ごろから7時過ぎにかけ、名護市の米軍キャンプ・シュワブ演習場で、在沖海兵隊の実弾射撃訓練が断続的に続いた。爆発音を伴う早朝の実弾訓練はめったになく、同市辺野古や豊原などの周辺住民から騒音被害を訴える声が相次いだ。苦情を受けた名護市基地対策室が現場を視察。那覇防衛施設局に対して訓練の騒音被害に抗議し、地域住民に配慮するよう申入れた。

○琉球新報(01月05日 夕)
静寂切り裂く銃声 流弾を恐れ住民不安
シュワブ早朝訓練
【名護】のどかな集落の早朝の静寂を訓練の爆発音が突き破った。米軍普天間飛行場の移設予定地の名護市キャンプ・シュワブ。夜明け前に始まった米軍んお実弾射撃訓練に対し、近接する辺野古、豊原、久志の久辺三区の住民らは、「あまりに無神経だ」と憤った。
…。
○琉球新報(01月06日 朝)
福地ダムに塗料弾 1500発、米軍訓練用か
  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20223-storytopic-1.html
5日午前11時ごろ、東村の米軍提供施設区域内の福地ダム湖面に、米軍が訓練に使用しているものと同一物とみられるペイント弾計1500発が入った袋が、未開封の状態で浮かんでいるのが発見された。沖縄総合事務局北部ダム統合管理事務所が遺失物として名護署に届けた。同署は火薬取締法違反に当たるかどうか検討している。同事務所は簡易水質調査を行ったが異常は見られず、業者に詳細な調査を依頼している。米軍のものであれば弾薬管理のずさんさが問われそうだ。…。
 北部訓練場にかかる福地ダムをめぐっては1988年に地元の反対を押し切って在沖米海兵隊がボートやヘリで湖水訓練を実施。同年の(国、県、米軍の)三者連絡協議会で県がダムでの訓練廃止を求めた経緯がある。
 県の仲田輝享企業局長は「まだ事実をしっかり把握していないが、なぜ訓練をする場所でない所で弾が見つかるのか疑問だ。国のダム事務所と連携し水域への影響を調べるなど、水質にかかわることは厳格な対応を取る」と述べた。
○琉球新報(01月10日 夕)
ダムの塗料弾、海兵隊が所有
  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20345-storytopic-3.html
 東村の米軍提供施設内の福地ダムで、訓練用の未使用ペイント弾1500発が見つかった問題で、県基地対策課は10日午前、那覇防衛施設局を通じて、これらのペイント弾が米海兵隊のものであることを確認した。同課は米軍に対する対応を検討している。

○琉球新報(01月06日 夕)
F15、10機が未明離陸 嘉手納基地
  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20235-storytopic-1.html
【中部】米空軍は6日未明、米本国での訓練参加のため嘉手納基地から同基地所属のF15戦闘機十機と、空中給油機三機を離陸させた。一方、離陸予定だった別のF15六機の離陸を取りやめ、7日未明にあらためてF15九機を離陸させることを明らかにした。未明離陸の中止を求めている地元からは、米軍の強行に反発の声が上がっている。 那覇防衛施設局から連絡を受けた嘉手納町基地渉外課によると、米軍は6日にF15六機の離陸を取りやめたことについて、「空中給油の支援が得られなかったため」と説明。…。嘉手納町基地渉外課職員が、通称「安保の見える丘」で離陸時に行った騒音測定では、午前2時半に91・5デシベルを記録。また90・1デシベルを2回記録した。…。
○琉球新報(01月07日 朝)
2日連続嘉手納周辺で未明のごう音 最高95デシベル記録
  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20268-storytopic-1.html
【中部】米空軍は7日未明、米本国での訓練参加のため嘉手納基地から同基地所属のF15戦闘機10機と、空中給油機3機を離陸させた。未明離陸は6日から2日連続で実施され、2日間でF15戦闘機計20機、空中給油機計6機が離陸した。基地周辺は離陸時にごう音に包まれ、嘉手納町基地渉外課が実施した騒音測定では7日午前3時20分に、2日間の未明離陸で最高の95.4デシベルを記録した。
 米軍は当初、未明離陸を6日だけを予定していたが、一部離陸が延期となり日程が延びた。土曜、日曜の2日連続の未明離陸に基地周辺住民らから反発の声が上がっている。
…。
嘉手納基地の発表によると、今回の未明離陸は、米本国での訓練参加によるもの。同基地から隊員150人以上が米国ネバダ州ネリス空軍基地で行われる空中戦闘訓練「レッド・フラッグ」に参加する。
 その後、ニューメキシコ州ホロマン空軍基地に移動し空対空戦闘訓練「コンバット・アーチャー」に加わる。
以上

連絡先
新しい反安保行動をつくる実行委員会第10期(反安保実X)
東京都干代田区三崎町3-1-18 近江ピル4階 市民のひろば気付 
FAX:03-3234-4118
e-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
URL:http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/

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