【メディア情報】 琉球新報(8
月10日〜14日)
  米軍ヘリ墜落2年
    メア在沖米国総領事が「普天間は危険ではない」
    普天間「危険性は極限」 宜野湾市長
    普天間即時撤去訴え 市民団体など集会(宜野湾)
     


(一言)
 沖国大に米軍ヘリが落下して8月13日で早2年になる。全国紙では靖国一色でほとんど報道されていないようだが、沖縄では2年前を思い起こして集中的に報道されている。中でも、ケビン・メア在沖米国総領事が「普天間は危険ではない」と見解を述べ、地元の反発を招いた。また、13日当日には集会デモも実施された。更に、8月10日には、米軍燃料が民間地に流出する基地被害も報道されている。
 

○琉球新報(8月10日朝、25面)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16141-storytopic-1.html
米軍燃料、民間地に流出 住民「殺虫剤のにおい」
【北谷】7日に米軍キャンプ・バトラーのハウジング地区でディーゼル燃料が漏れた事故で、燃料が民間地域の排水溝に流出していたことが9日分かった。…。町の依頼を受け、県の衛生環境研究所が排水溝内の水と基地施設内から流れ出る水を採取し、調査中。施設局は海兵隊に管理の徹底および再発防止を申し入れた。

○琉球新報(8月11日朝、1面)
 http://ryukyushimpo.jp/modules/news/article.php?storyid=16175
「普天間危険ではない」 メア米総領事が見解(本紙インタビュー)
機能的に移設不要/地元要請受け合意
 米軍ヘリ沖国大墜落事故から13日で満2年を迎えるのを前に、ケビン・メア在沖米国総領事は10日、琉球新報社のインタビューに応じた。メア総領事は、米軍普天間飛行場周辺の住宅が密集した現状について、日本のほかの飛行場と比べ「普天間は特別ではない。飛行場として特に危ないとは思わない」との認識を示した。その一方で、地元の懸念や騒音問題解決のため移設を早期に進めなければならないとの考えをあらためて強調した。


○琉球新報(8月11日朝)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16176-storytopic-3.html
「暫定ヘリ」議題化困難 「普天間」地元協議で施設庁
 米軍普天間飛行場移設をめぐり政府と地元との協議機関に県が参加を拒否していることに関連し、防衛施設庁の高橋憲一施設企画課長と飯嶋千秋施設調整官らが10日、県庁に花城順孝知事公室長を訪ね意見交換した。…。花城知事公室長によると、県の暫定へリポート案について、県議会での答弁内容を詳しく説明したところ、高橋課長らは「暫定ヘリポート案を議題に乗せるのは難しい。米軍もそう言っている」との見解を繰り返した。


○琉球新報(8月11日夕、3面)
米総領事発言 「住民の感覚ない」 市民、平和団体が反発
抗議、退任求める声も
…。県内の平和団体も「ヘリ墜落の怒りの火に油を注ぐ発言。厳重に扇する」とメア総領事の退任を強く求めていく考えだ。…

○琉球新報(8月11日夕、1面)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16198-storytopic-3.html
普天間「危険性は極限」 宜野湾市長、総領事発言強く批判
米軍ヘリ 沖国大墜落2年
 【宜野湾】米軍ヘリ沖国大墜落事故から13日で満2年を迎えるのを前に、伊波洋一宜野湾市長は11日午前、市役所で記者会見した。ケビン・メア在沖米総領事が米軍普天間飛行場を「危険ではない」などと発言したことについて「状況認識が不十分で大きな怒りを感じる。普天間は住宅地上空を軍隊の訓練として使い、民間空港と違って進入経路などに何の規制もなく、常に墜落の危険がある。メア氏の発言意図をただしたい」と強く批判した。…。伊波市長は「2年前の事故を最後の警告と受け止め、昼夜を問わない米軍機飛行を直ちに中止させ、海外分散による普天間飛行場の2008年までの閉鎖・全面返還に取り組む」と述べた。

○琉球新報(8月12日朝、27面)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16218-storytopic-1.html
時効あと1年立件進まず 沖国大ヘリ墜落あすで2年
2004年8月13日の沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故で県警は、米軍の過失により墜落事故が起きたとする航空危険行為等処罰法違反を念頭に捜査を継続しているが、事故から丸2年を目前にいまだ立件にこぎ着けていない。過失の認定に不可欠なパイロットや整備士らの事情聴取、事故機体の検証などについて米軍の同意が得られず実施できないためだ。同法違反容疑の時効は3年。

○琉球新報(8月13日朝、1面)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16230-storytopic-1.html
米軍ヘリ沖国大墜落から2年 危険除去、今なお課題

○琉球新報(8月13日朝、28−29面)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16229-storytopic-1.html
基地の被害直視 全国に共有訴え
不透明さ残る指針
何も変わっていない(沖国大常務理事)
「日本人の問題として」 写真通じ県外へ(元学生安達さん)


○琉球新報(8月14日朝、1面)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16260-storytopic-1.html
抗議の風船大空へ 沖国大ヘリ墜落2年決意新た
沖縄国際大学(渡久地朝明学長)は米軍ヘリ墜落事故から2年を迎えた13日、墜落現場でセレモニーを行い、メッセージなどが書かれた風船100個を放ち、事故後も大学上空でのヘリ飛行を繰り返す米軍に抗議した。…

○琉球新報(8月14日朝、23面)
普天間即時撤去訴え 市民団体など集会(宜野湾)
…一三日、沖縄平和運動センターなどが主催した「動かせ普天間!許すな県内移設! 8.13県民大会」が普天間飛行場第二ゲート前で開かれた。
崎山議長(平和運動センター)、伊波市長、山内共同代表(基地の県内移設に反対する県民会議)らが発言。…。集会終了後、事故現場までデモ更新
×風化させない空間づくりを 墜落事故で学習会
×黒焦げ写真展示 基地問題を問う 佐喜眞美術館

連絡先
新しい反安保行動をつくる実行委員会第10期(反安保実X)
東京都干代田区三崎町3-1-18 近江ピル4階 市民のひろば気付 
FAX:03-3234-4118
e-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
URL:http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/

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