【メディア情報】 琉球新報(6月21日、22日、24日)より
  
パトリオット、嘉手納へ  米軍「年内にも配備」と伝達
  負担軽減に逆行 県民反発


(一言)
米軍再編の日米最終合意と閣議決定への反対の声が続く中で、
米軍が嘉手納基地に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)ミサイル24基を年内にも配備することを22日に日本側(外務省)に伝えたそうだ。このことは昨年10月の米軍再編「中間報告」発表後、間もない時点で方針を伝達していたという。
山内徳信さん(県民会議)が「日本政府は…、県民をだました。政府の言うことをやすやす聞くと、沖縄は戦争に巻き込まれる…」と怒るのは当然。


○琉球新報6月21日夕、22日朝(6/21 6:03、http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-14710-storytopic-3.html
パトリオット、嘉手納へ 米軍「年内にも配備」と伝達
東京】在日米軍再編最終報告(再編実施のためのロードマップ)に基づき、米側は地対空誘導弾パトリオット(PAC3)ミサイルを年内にも米軍嘉手納基地に配備する方針を日本側に伝えていたことが21日分かった。…。県内では嘉手納基地の機能強化につながるとして反発が予想される。

○琉球新報22日朝
【解説】基地機能強化は明白
維持の意思 負担軽減に逆行
 パトリオット配備は、弾道ミサイル防衛(MD)の日米協力を具体化するものだ。基地機能強化は明らかだ。在日米軍再編で「住民負担の軽減」を名目とした施策を打ち出す一方で、「同盟関係の維持・強化」を目的とした在沖米軍基地の存続を明確にした。

基地重圧からの解放を求める周辺住民の要望は一層遠のいた格好だ。

○琉球新報22日朝
「戦争の前線に」 平和団体猛反発 反対運動展開へ
県内の平和団体は「沖縄が戦争の前線基地になる」などと猛反発。
「…日本政府は県民をだました…」

○琉球新報6月24日朝(6/24 10:21、http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-14777-storytopic-3.html)
パトリオット部隊、月内に 米、外務省に通知
 在日米軍再編の日米合意に基づく地対空誘導弾パトリオット・ミサイル(PAC3)の在日米軍基地への配備に関連し、米軍は22日、外務省に対し、米軍嘉手納基地へパトリオット24基を配備すると通知した。配備先は嘉手納基地の滑走路を中心に嘉手納弾薬庫地区(恩納村、うるま市、読谷村、嘉手納町、沖縄市)にも設置される見込み。…
 沖縄市、嘉手納町、北谷町で構成する嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)からは反発の声が出ている。
 …、兵員約600人と家族を合わせ約1500人が新たに沖縄に駐留することになる。
 …、今年5月の在日米軍再編・最終報告「再編実施のための日米のロードマップ」で、パトリオットの国内への早期配備の方針が示された。


連絡先
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東京都干代田区三崎町3-1-18 近江ピル4階 市民のひろば気付 
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e-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
URL:http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/

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